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45093 DRG Sm Augsburg mit Junkers F 13 / Ep.II [Maerklin-Guterwagen]

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宮崎駿監督最後の長編映画となった「風立ちぬ」に登場したことで紹介し始めたメルクリンのJunkers F 13の機体積載セットのシリーズもこれが最後となった。(今後Ju-F 13積載車両がリリースされなければ..の話だが)

このセットは、先にも記したように1990/92年にリリースしたセットと同じ目的かつ時代設定でリリースされていながらも、その後11年経過した上でのモデルのため、機体と積載貨車に以前のモデルと違いを見つけることが出来る。今回はそのあたりにもスポットを当ててみたい。

[Sm Augsburg 80 241]
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F 13の胴体部分を積載したSm Ausgsburgであるのは、以前と同じである。画像は車端部分のディテールが見えるが、以前のモデルと比べて表記の多さは圧倒的で、かつ精細である。これは明らかに11年という歳月が印刷技術の向上をもたらせたものであろう。F 13は、ミニカーでも有名なWiking社製のものである。以前の未塗装キットは、色々な問題を抱えていたのかも知れない。

このモデルは、細かなパーツ類は別付けであるが、基本的に完成品となっている。残念なのは胴体を支える車軸受と車輪がないこと。また、LUFTHANSA仕様であるものの、特徴的な黒色塗装の前頭部が反映されていないところは残念である。

ネットの画像検索でF 13を調べてみたところ、モデルのD-203 "BUSSARD"はやはり塗装が異なっていたのは惜しい部分。(実機画像は以下参照)

http://www.gerhards-markenseite.de/f13/f13%20(1966).html

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上画像は台枠の表記類である。以前のモデルと比較して大きく向上した部分である。

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妻部分の画像。表記は、以前のモデルと同様「20」の文字と形式・車体番号「Augsburg 80 241」と印刷されている。車体番号が被っていないのは、メリルクリンが過去からしっかり自社製品を管理出来ている証拠である。
積載されているJu-F 13は残念ながらプロペラが外せない状態なので、装着したままにしている。

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もう一つ、表記以外の部分で以前の積載貨車モデルと異なるところは、積載台部分の塗装である。以前のモデルは明るいベージュ色に塗装されていたが、このセットのモデルは妻部部分の茶色と同色に塗装されている。実車がどちらの色に塗装されていたのか、今は知る術がないので未確認である。

[Sm Augsburg 80 347]
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主翼を積載したモデルである。主翼の上下には、既に黒/シルバーの塗り分けと「D 203」という機体番号が最初から美しく塗装/印刷されていて、以前のRoskopf社製キットとは一線を画すところ。塗り分けは塗装する必要があり、機体番号などの印刷部分はデカールなので印刷には劣ってしまう。

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車端部分の画像。主翼の付け根部分は胴体と接合するため、モデルとしてはやや見苦しい。本来ならば、実機同様、付け根から少し外側の部分が接合部分になるため、カットするのが良いが、このモデルに関しては、まだ施していない。(Roskopf社製モデルはカットして実機同様の姿を表現した)

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上画像は台枠の表記部分。

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主翼を積載した妻部分の画像。表記は「20」と、その下に「Augsburg 80 347」と印刷。

細かく観察すれば実機とは色々異なる部分を発見するが、いずれのJu-F 13モデルもプロポーションは良く全体として見れば許容出来る範囲とは思う。出来ることなら積載に特化した(実機に忠実な)Ju- F 13モデルならば良いのであるが、まずは今後の増結セットにリリースにいくばくかの期待はしたい。

なお、このJu-F 13積載列車を牽引するDRG機関車は、2666/2866セットに同梱されているBR 80である。この機関車については当ブログの過去記事を参照して欲しい。

[EDIT] 2013-09-25
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