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Zugbildung TEE22 "Rheinpfeil" um 1967 [Zugbildung]

zb_TEE_Rheinpfeil_67.jpg
▲ 画像をクリックすると大きくなります。

まだリリースはされていないが、今年の新製品にTEE Rheinpfeil客車セット(43857)がある。これは1967年頃の同列車をモデルにしたもので、以前のF-Zug(Kobaltblau/Beige)色と新しいTEE(Purpurrot/Beige)色の混色で走った時代を再現したもの。この時は、RheinpfeilもF-ZugからTEEに変更されているのだが、塗装色迄は手が回っていなかったようである。実際に混色編成の画像も見たことがあるので、F-Zug塗装の62系列客車も暫くTEEとして走っていたようである。
今回、TEE "Rheinpfeil"セットとこれに合わせたBR E10.12機関車(37014)がリリースされるのに合わせて、この列車の編成表を纏めてみた。(上画像)

この43857セットはドームカーと瘤付き食堂車を含めた5両編成であるが、実車はもう少し長い。また、Dortmund Hbf - Duisburg Hbf(以下「A」)とDuisburg Hbf - München Hbf(以下「B」)の2つの異なる編成で組成されている。これは以前にも当ブログで記しているが、Duisburg Hbfで姉妹列車のTEE "Rheingold"と組成組替えが行われることで、車両組成そのものが大きく変わるからである。

「A」の編成にはドームカーが2両組成されたりもするので、このセットは「B」の編成を想定しているものと想像出来る。しかしながら実車に合わせた組成にするのなら、あと4両(区分室客車 x3、開放室客車 x1)程の追加の必要があろう。そこで、既にリリースされている同形(丸屋根の62系列客車)を用意することで組成が可能となる。ここでは、2種の客車が丸屋根仕様(Avüm 111.0/Apüm 121.0)であるところがミソのようである。もちろん「A」の編成の再現も可能で、Duisburg Hbfでの組み替え作業もスペースとレールさえあれば出来そうである。

ただ、(狭窓)ドームカーや瘤付き食堂車は、実車が少なくモデルではリリース済みのため、この43857セットは、今迄これらモデルをお持ちでない向きには良いセットとなろう。

*なお、客車組成は決まったものではなく、車両の増減や新旧塗装色の変更もあり得ますのでご承知おきください。

参考サイト:Schnellzugwagen-Set "Rheinpfeil"
http://www.maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=43857&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fwww.maerklin.de%2Fde%2Fservice%2Fsuche%2Fproduktsuche.html
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klaviermusik-koba

akiraさん、こんにちは

Rheinpfeilの塗色は確かに一時期青と赤の混成時代があったみたいです。最初に私が見たのは、編成も短く、ブルーで統一されていたので、後々増結の必要にせまられて、塗装が間に合わなくなったか、TEE移行を見込んで新製の一等客車は赤の塗装にしておいたのか、その辺はどうなんでしょう。
by klaviermusik-koba (2013-10-13 11:57) 

Akira

こんにちは、kobaさん。

確か1965年というのが、TEE客車列車の登場と重なるようで、この時登場した62系列客車(3次車/丸屋根)は、初めてTEEカラーであったと思います。一方Rheingold/Rheinpfeil向けF-Zug塗装客車(1、2次車)は、TEEとなった1965年から順次塗装変更が行われたようですが実際いつからいつまで変更作業が行われたかは確認出来ません。切妻屋根となったのは1967年以降の新製車両(4次車〜?)とのことですが、最初からTEE色となった3次車以降は、例えばTEE Blauer EnzianやTEE Helvetiaなどの運用に使われていたと思われます。

難しいのは、1965年の3次車は最初からTEE色でしたが、車体番号が10 423 〜 10 436で時代もEp.IIIだったため、当時の表記はUICではなかったのか?ということです。画像の確認が出来ないだけに辛いところです。今回のセットは、1967年仕様ということもあってカタログ画像では青/ベージュがEp.III表記、TEE色がEp.IVのUIC表記になっています。
by Akira (2013-10-13 13:21) 

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