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43204-2 DB AB4üwe-39/54 / Ep.III [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ 区分室側
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▲ 廊下側

昨日の荷物車モデルに引き続き、同じ43204セットの1/2等合造区分室座席車輛モデルのAB4üwe-39/54について今回は触れてみたい。

このモデルは、今迄も様々な仕様で当ブログで紹介してきたモデルである。今回は1962年の夏ダイヤの編成である設定ということで、Ep.IIIbである。当時は既にUIC-X客車もあったが、それらは昼行優等列車に優先的に運用されていたためか、夜行列車であるD475は戦前生まれのSchürzenwagenがまだまだ現役だったのであろう。

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画像は、1等廊下側車端部。

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台車は、Görlitz III。

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DBマークと「14 615 Hamburg」の車体番号表記がある。この番号の実車は、手元の資料では製造年と製造メーカーは不明であるが、後のUIC化ではABüe 336形「51 80 38-43 102-0」となり、 1976からは「51 80 38-11 094-8」に改番。1977年8月12日に廃車とある。

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RICラスターには16カ国の鉄道の入線許可が記されている。SNCF「F」の横に●印があるのは、未確認だが興味深い。(ご存知の方は教えて頂きたい)

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サボは、この列車が何カ国もの国を跨いで運用されてきたかが理解出来るものとなっている。サボには、Milano C - Bern - Basel - Frankfurt(M) - Hannober - Hamburg-Altona - Westerland (Sylt)とあり、北イタリアの中心都市からスイス、そして北ドイツの保養地Westerland迄の長距離を走ったことがわかる。

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号車番号(170)票とその左右には、喫煙/禁煙の表記がある。裾部分にはREV表記があり、直近の検査日は1962年4月12日と記されている。

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画像は妻部分を正面部分。カプラーは導電タイプのRTSである。集電シューはなく、荷物車からこのカプラーを通して給電され、室内照明が灯されるしくみである。

参考文献:
Schürzen-Schnellzugwagen Teil 1 / KIRUBA Verlag

参考サイト:
Schnellzugwagen-Set. / メルクリンドイツサイト
http://www.maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=43204&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fwww.maerklin.de%2Fde%2Fservice%2Fsuche%2Fproduktsuche.html

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