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185系200番台 [日本の鉄道]

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前回185系の定期運用終了に合わせて、1981年のデビュー当時から特急「踊り子」の運用開始までについて記してみましたが、翌年高崎線、東北本線向け165系車両の置き換えと、上越・東北新幹線大宮暫定開業に合わせて運用が予定されていた上野駅と大宮駅を結ぶ「新幹線リレー」号の新設に合わせて新製増備された185系200番台にも興味津々でした。

そして、その登場が待ちきれず東急車輛(現JTREC)で新製された時に行う試運転を当時の私ができる限りの情報を入手して撮影に赴きました。実はそれ以前にも201系の新製試運転を撮影していたので、どこを走るのかということと試運転スジ程度は理解していました。

画像は、大船から鎌倉方面に向かって試運転を行う出来上がったばかりの185系200番台です。185系といえば、緑色の斜めストライプが印象的で、この200番台が違う出で立ちで登場することを知っていたかどうか..については記憶に残っていませんが、兄弟車両の117系の茶色帯に対して緑帯のこの電車を初めて見た時のインパクトは大きかったです。
当時ふだん使いのTRI-Xではなく、高額だったコダクローム(KR)を使って撮影したのですが、折角の新車の鮮やかな色を残したかった気持ちからでした。

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その後。この電車が運用開始にあたって所属車両区に入区する際にも新前橋駅まで出かけて入区を確認したのが上画像です。塗装色の違いのほか、サイドのJNRマークが窓上にレイアウトされ、この位置は0番台より好みでした。
この時は何故かあまり使わないネガカラーフィルムでした。(上下の画像の色調の違いがハッキリ出てますね)

運用が開始され、初日に上野駅にも行きましたが、残念ながらその時のフィルムは未発見です。乗客としてホームに並んでいた人たちは初めて見るグリーン帯の車両に驚いたようですが、当時グリーン車の薄緑色帯が廃止されていたにも関わらず、普通車のドア前でグリーン車ではないか?と乗車を躊躇っていた乗客がいたのを覚えています。

グリーン帯の185系200番台は暫く高崎線や東北本線の急行や普通列車の運用につき、新幹線リレー号としても活躍、その後の急行運用は東海道本線の「東海」同様消滅。新特急という急行より停車駅の多い謎の格下特急が新設され運用開始。また私が渡独後、塗装色も変更となり、その後はリバイバル塗装やレトロ塗装などに変わった塗装色も、このオリジナルの塗装色には戻ることがなく現在に至っています。

1編成程度はこの塗装色もあって良かったと思いますが、そのお陰でこの記録写真も撮影した甲斐があったというものでしょう。
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