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BR 103.1 Ozeanblau/Elfenbein (ROCO) [欧州鉄道模型]

今日は春分の日。4月もまもなくだが、4月1日はエイプリルフールである。これはドイツも日本も同じで、ドイツ語ではAprilscherzと呼ばれている。

ドイツの鉄道模型の世界では、昔模型雑誌MIBAの誌面でメルクリンモデルの120.1形のIRブルー塗装が掲載され、ユーザーを驚かせたが、その直後メルクリンからごく少数であるが同じモデルをリリースが発表され、熱狂的なユーザーを大いに楽しませたという逸話がある。この記事を読まれている方にも、このAprilscherzlokと呼ばれるモデルをお持ちの方がいるかも知れない。このモデルは、その希少性から中古モデル市場でも値上がっていると聞く。
その後は、ファンによってフォーラムなどで、独自に改造したメーカー製品と見まがうAprilscherzモデルの画像を出して、これも見ているファンを驚かせたりしたのを憶えているが、それらは残念ながらリリースされず現在に至っている。

さて、今日ドイツの販売店からニュースレターが届き、リンクされているサイトアドレスにアクセスしたら以下画像のモデルが出て来た。

http://81.169.175.242/bilder/katalog/711/010412ac.jpg

このタルキスカラーの103.1形は、もちろんファンタジーである。メルクリンモデルではなく、ROCO製とのことであるが、2線式、3線式両方が少数リリースされるとのことである。
確かに、Ep.IV時代はDBでは103形と112形ぐらいがTEE塗装で、110形を始め111形、218形などほとんどの機関車はタルキスカラーだったので、この塗装の103.1形が実車にあっても違和感は無い。むしろタルキスカラーのみの客車編成に同じ塗装の103形が牽引すれば馴染みが良いくらいであろう。

さて、私はと言えば、ちょっとだけこれの3線式モデルが気になったのだが、注文には至らないであろう。モデルを見てみたい気はするが...。
もちろん、このタルキスカラーの103.1形モデルが将来的に値上がるか否かは知る由もない。
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Modellbahn TV auf YouTube [欧州鉄道模型]

当ブログでも何度か紹介しているドイツのDVDによる鉄道模型映像「Modellbahn TV」であるが、これは、日本では中々手に入れることもできないのであるが、その一部がYouTubeで公式チャンネルという形で公開されている。

http://www.youtube.com/user/modellbahntv24?gl=DE&hl=de

テーマは様々であるが、同じモデレーターのEisenbahn-Romantikが実車よりの映像が多いのに対して、こちらは鉄道模型が多い。また、メルクリンだけではなくドイツ語圏を中心とした鉄道模型全般を扱っているので、業界各社の製品の魅力やもちろんレイアウトも楽しめる。欲を言えば、リリースしてからある程度時間が経過したDVDの全編を少しづつでもアップしてもらえればとも思うのであるが、これはちょっと欲張りな要望かもしれない。

参考サイト:Modellbahn TV
http://www.modellbahn-tv.de/
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Nürnberger Spielwarenmesse 2012 / Eisenbahn Romantik SWR [欧州鉄道模型]

毎年メッセ後にその模様を放送するSWR(ドイツ南西放送局)の鉄道番組「Eisenbahn Romantik」が今年も昨日16時からテレビで放送された。
今年も放送後すぐにネットでも公開され、今や世界中でほぼリアルタイムで同番組が見れるのは幸せこの上ないことである。(以下がそのアドレス)

http://www.swr.de/eisenbahn-romantik/-/id=98578/nid=98578/did=9317972/pv=video/19w7qdz/index.html

いつものように鉄道模型各社ブースを巡って、ハイライトモデルの紹介が行われる。メルクリングループは、そのトップバッターである。my worldを始め、今年40周年を迎えるZゲージ、そしてもちろんH0の新製品の走行映像を楽しめるのは、メルクリンTVのスタッフとほぼ同じであるから..とも言える。
メジャーなメーカーもさることながら、この番組の見どころの一つは、小さくても輝きを放つ製品を扱うメーカーの紹介もされることである。以前はホール通路にブースを出していた1番ゲージのKM1も今やメジャーメーカーの1つかも知れない。ダイナミック発煙装置を付いた蒸気機関車モデルは健在で、今年は23形と42形が紹介されている。ストラクチャーメーカーのBRAWAは、少し前からH0モデルをリリースし始めたのであるが、今年は初めて0ゲージモデルに参入するようである。最後はROCO/Fleischmannブースでもちろん話題のZ21コントローラを紹介している。

ここで紹介されているのがもちろん全てではないが、大まかなところはトレースしているという感じだろうか。今後趣味誌のMIBAやEisenbahn Magazin誌などで詳しい紹介がされる特集号が発刊されるのが通例である。もちろんMM誌でもストラクチャーメーカーを中心に紹介がされるはずである。
今年は全体的におとなしいと言われたメッセの新製品群であるが、良く見てみると新しいアイデアが込められた発見も少なからずあったのではないかと感じた次第である。
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メッセ2012 動画 [欧州鉄道模型]

ニュルンベルクの国際玩具見本市は、2日目が終了した。私も含めて現地に行けないファンは、模型各社の最新情報にアンテナを張り巡らしている状態だと思う。と、言うのもメッセ前に出回る新製品モデルの案内だけではない、各社が開発途上の技術やサプライズが現地でお披露目されることが多いからである。

IT技術の進歩は、そんな願いをも叶えてくれている。SNSサイトを始め様々なネットメディアを通じて情報が飛び交っているのが、今年のメッセの印象である。そんな中ドイツの販売店Modellbahnshop-Lippeは、独自にメッセ出展している各社ブースを取材して動画配信をしている。今現在、メルクリン/TRIXはまだ配信されていないが、既にROCO、FALLERなど興味深い新開発技術を出展ブースでプレゼンテーションしている様子が映像配信されている。もちろんドイツ語のインタビューであるが、動画なのである程度理解出来るように思う。

http://www.modellbahnshop-lippe.com/inplanung/0/31-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-de-t-0/index.html

ROCO/Fleischmannで興味深いのは、iPhone/iPadによる新しいコントローラ「Z21」であろう。また、FALLERでは、開発途上であるとしているが、DCCによるCar-Systemの音声認識制御であろうか。デモでは、ヘッドセットのマイクでクルマの番号?や速度などを音声で指示することでクルマの制御が可能となる。このあたりは価格にもよるであろうが、インタビューでは価格の圧縮を図っているとのこと。

これからの配信も楽しみであり期待大である。それにしてもほぼライヴで楽しめるようになったメッセ情報の充実とIT技術の進歩が今回のメッセ最大の驚きであるように思う。

[EDIT] 2012-02-03 12:37
タグ:Neuheiten 2012
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Modellbahn TV [欧州鉄道模型]

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新年が始まってすぐだったか、ドイツのEisenbahn-RomantikやメルクリンTVの撮影で活躍しているカメラマンのSさんから自身の作品のカレンダーやDVDが友人を通して私の手元に届いた。上の画像のDVDがそれであるが、これは、Sさんらが中心となって製作している鉄道模型ビデオシリーズ「Modellbahn TV」である。モデレーターは、もちろんEisenbahn-Romantikで有名なHagenさんである。

既に当ブログでも記しているが、このビデオシリーズはドイツを中心にした鉄道模型を美しいレイアウトはもちろん、様々なテーマや切り口で視聴者に届けてくれるものである。もちろんメルクリンモデル関連の話題も豊富で、最新版はAusgabe 20(20巻)である。

そこで早速、Sさんにお礼を記したところ、早速返事を頂いた。そこには、今このDVDの最新作(Ausgabe 21)を制作中とのこと。このDVDで収録されている内容のダイジェスト版が定期的にYouTubeでアップロードされていると記されているので早速観てみることに。

http://www.youtube.com/user/modellbahntv24

ちなみにDVDはドイツ語版のみで、PAL方式なのでNTSCである日本のビデオプレーヤーでは見れない場合が多いが、パソコンであれば大抵は大丈夫なはずである。(保証はしませんが...)
以下アマゾンドイツのリンクを貼る。

[ModellBahn TV Ausgabe 20 / Amazon Deutschland]


参考サイト:ModellBahn TV
http://www.modellbahn-tv.de/bestell.htm

Miniatur Wunderland *** official video 2011 *** largest model railway / railroad of the world [欧州鉄道模型]

MiWuLaから新しいオフィシャルビデオのYouTube配信の告知が今日あった。ドイツ時間で14時半からとのことで楽しみにしていたのだが、以下アドレスで公開された。

http://www.youtube.com/watch?v=ACkmg3Y64_s&feature=player_embedded

公開された動画を見ると想像以上に美しく、またリアルなプレゼンテーションのビデオであらためてMiWuLaのレベルの高さを感じるわけである。特に最も新しい空港区画については、実物と見まがうほどのリアルさである。

ここでつらつら記すよりも、映像を見て感じるのが一番であろう。
タグ:YouTube MiWuLa

Güterverladung / Modellbahn SCHULE [欧州鉄道模型]

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最近入手した模型雑誌(Modell Eisenbahner)を紹介してみたい。これは、Modellbahn SCHULE(鉄道模型教室?)と呼ばれる鉄道模型のノウハウを紹介することに特化した雑誌で、第25号とある。内容は、Güterverladung(貨物積載)についてのみ纏めたもの。貨物と言えば我々が利用する機会がほとんどないため、またそのプロセスについても一般には見ることができないことから、旅客列車に比べて地味と言える。趣味誌などで紹介される機会も旅客に比べて極端に少ない。

そういう背景があるからか、私自身も中々貨物列車について調べることもなく、資料的にも多くはない。しかしこの誌面は、そんな私の先入観を変えてしまう魅力を教えてくれるのである。

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この誌面の初めに掲載されている見開きページの画像は上にあるように運河に沿った船着き場とそこから貨物を積み替える大型クレーンと鉄道線をレイアウトしたもの。その情景の作り込みのすばらしさはもちろんであるが、何かワクワクするような躍動感を憶えるのである。

b15020.jpg
b15022.jpg

また、上の2枚の画像は、ドイツにある鉄道用各種クレーンとその配置がオリジナルの画像と共に掲載されている。またもう1枚は、貨物基地でどのように積載物を積み替えるのかを説明したページである。
このような情景は、オリジナルを知らないために中々レイアウトで表現するのは難しいが、この誌面には、可能な限りの情報が詰め込まれているので良き指南書でもある。
レイアウトと言えば、駅の情景や山や川のある美しい自然の風景が通常であるが、このような普段見る事のできない、しかし再現すると魅力的な情景はまだまだあるのだということを感じさせてくれる。
この雑誌は、そういう意味でインパクトのある一冊である。

なお、このModellbahn SCHULEはVGB出版だが、iPad APPでは配信されていない。購入は紙媒体のみのようである。

参考サイト:Modellbahn Schule 25 / Modell Eisen Bahner
https://www.modelleisenbahner.de/mbs_heft.php4?pk_journal=138

以下はドイツアマゾンへのリンク。

タグ:Zeitschriften
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Knuffingen Airport / Miniatur Wunderland Flughafen / TRAIN watch [欧州鉄道模型]

MiWuLaの最新レイアウト区画「Knuffingen Airport」であるが、YouTubeにTRAIN watchなる映像会社?から、この区画のより詳細なディテールを紹介した映像が配信されているので紹介したい。

http://www.youtube.com/watch?v=UDF9yt8B2ZU&feature=player_embedded#!

この空港区画の映像は既にMiWuLa公式サイトからも配信されているのだが、空港部分に重きが置かれているので、それ以外の沢山の見どころがこのTRAIN watchの映像で見れるのが嬉しい。もちろん航空機の離着陸などの映像もふんだんに盛り込まれているので、全体的な時間的なレイアウトバランスも悪くない。ANAのB787が既にこちらでは就航されているのには驚いた。フランクフルト空港便に就航が決まったのは、ここの影響?もあるのかと思うくらいである。

で、この映像中の空港以外の部分についてもさすがMiWuLaである。様々なウィットが隠されたギミック一杯の小技の効いたディテールがこの映像では見る事が出来る。もちろん鉄道も空港駅を中心に走っており、空港との接続は抜かりない。最新技術を使ったFIS(利用者案内表示)システムが、スケールで再現されている。(鉄道システムは3線式!)

この空港区画を近々に訪れる予定の方は、現地でこれらディテールの楽しさを発見するのも良いと思うが、何しろ見どころは空港区画だけではない。私なら先に映像で予習出来るものは、しっかりと見てから出掛けると思う。
タグ:MiWuLa YouTube
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Gerrits Tagebuch (deutsch) / MiWuLa [欧州鉄道模型]

空港区画が完成以来Gerrits日記は配信されず、一仕事終えて休暇でも楽しんでいるのであろうと思いつつ、早く次の配信を楽しみしていたのであるが、昨日久しぶりにツイッターでMiWuLaからつぶやきがあり、早速リンクを開いてみると「Gerrits Tagebuch (ドイツ語)」なるタイトルの新しい3枚組のDVDがリリースされるとあった。

https://shop.miniatur-wunderland.de/jubilaeums-angebote/dvd-gerrits-tagebuch-deutsch-knuffingen-airport.html

このページには、YouTubeによるこのDVDのダイジェスト映像も埋め込まれており、先にオープンした空港区画の製作過程が余すところなく収録されているようである。

ちなみ3枚組DVDの詳細は以下のとおりである。

DVD 1
Aus 'Gerrits Tagebuch' 2006 – 2009,
von der Planung bis hin zu den ersten Testbetrieben des Knuffingen Airports
Gerrits日記 2006 - 2009年より..Knuffingen Airportのプラン段階から最初の試験飛行まで

DVD 2
Aus 'Gerrits Tagebuch' 2010 – 2011 + Bonusmaterial:
Beautyshots vom Knuffingen Airport, A380 Jungfernflug, Flugzeugdatenbank, Impressionen der Eröffnung.
Gerrits日記 2010 - 2011年+ボーナス:A380処女飛行、航空機データベース、オープニングインプレッションなどのKnuffingen Airportの美しいショット

DVD 3
Große TV-Reportage: 'Das Miniatur Wunderland hebt ab − Countdown für den neuen Flughafen.'
TVレポート:「Miniatur Wunderlandテイクオフ - 新空港へのカウントダウン」

考えてみれば、MiWuLaのオーナーでもあるGerritsは、空港区画の進捗状況をしばしば日記という形の動画で配信し、その問題点や苦労した点、展望など、余すところなく、しかも意欲的にレポートしていたのは当ブログでも度々紹介した通り。世界最大かつ最高のレイアウトを持つMiWuLaのオーナー自らこの空港区画を精力的に製作した一人であることも疑う余地がなかろう。

ここが出来て以来、世界中に知れ渡り、ドイツを始め世界各国でここに感化されたレイアウトが実際に作られたり計画されたりしたのは確かであるが、お客様が長蛇の列を作って世界中からこのMiWuLaを目指してハンブルクに訪れるほどの魅力を持ち続ける所以は、このオーナー兄弟による功績であることは疑う余地がなかろう。彼ら程のアイデアと行動力がなければ、このようなレイアウトを作り、拡張し、かつ維持してゆくのは難しいことも理解できるのである。逆に考えれば、彼ら程のモチベーションがあれば、このようなレイアウトを維持して行く事も可能...ということであろう。とても私にはマネの出来ないことであるが...。

なお、このDVDはMiWuLaから通販可能であるが、日本への発送やNTSC版があるかどうかは未確認。もしこのDVDをご覧になった方は、そのインプレを教えて頂ければありがたい。
タグ:DVD MiWuLa YouTube
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Die Eröffnung des Knuffingen Airport // Grand opening of Knuffingen Airport [欧州鉄道模型]

先日当ブログでもお知らせしたMiWuLaの空港区画のオープンは無事5月4日に執り行なわれた。その模様がMiWuLa TV、つまり以下YouTubeで配信されたので紹介したい。

http://www.youtube.com/watch?v=mRQ2pOGwVag&feature=feedu

この日のためにスタッフの準備は大変だったようだ。FacebookのMiWuLaページにはその準備の模様も配信されたが、前日は徹夜仕事だったのかも知れない。
以前から、この空港区画の建設風景は幾度となく配信されてきたので大まかにはわかっているのだが、今回の映像のシーンを見ると、やはり現地でライヴを見てみたいと思わせる出来映えである。その芸の細かさはMiWuLaならではのもの。その全てが動きを伴い、かつリアルである。

今回のオープニングに招待されたのは、伝説のF-1レーシングドライバーであったNiki Lauda氏である。彼はレーサー引退後Lauda航空なる会社を興し、今は、Niki航空の現役のオーナーである。垂直尾翼にNIKIのマークの入ったマシンが離陸するシーンで終わる映像は、私を再びハンブルクへと誘うのである。

[EDIT] 2011-05-08 09:47
タグ:MiWuLa YouTube
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