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Zugbildung TEE 56 Bavaria 1970/71 記事を全面リニューアルしました [アナウンスメント]

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Spielkisteブログも年月を重ねてくると、まとめ記事などで更新すべきこともあって時間ができるとメンテナンスすることもありますが、少し時間ができたので種類の多い28,2cmの62系客車のまとめ記事を確認していたら、誤りを見つけ修正をしていました。その修正したリンク先にあった1971年の編成表記事には更に明らかな誤りを発見したため、この記事を全面的にリファインさせて新しい編成表を作成し、テキストについてもほぼ全面的に書き直し、以下アップしました。

Zugbildung TEE 56 Bavaria 1970/71 Winterfahrplan (16. Feb. -)

TEE 56/57 Bavariaはドイツ・ミュンヘンとスイス・チューリヒを風光明媚なアルゴイ路線を走りLindau、St. Margrethen経由で結ぶ1日1往復のTEE列車ですが、TEE化されて以来1971年までスイスのRAmで運用されていたところを見ると、当時から重要な国際連絡列車であったことが理解できます。

その列車が1971年冬に大事故を起こした後、急遽設えられた3両編成のTEE客車による運用編成表になります。RAmのダイヤを守るため、非電化区間のDB側ではこの列車専用の最新ガスタービン機関車210形を用意し運用されました。ただ、急遽調達された供食車両が最新の106形ながらバー車(厨房設備が不十分)であったために、TEEとして十分な供食(当時のTEE列車は取り分け式のコース料理)が提供できず、不評であったそうです。SBBの食堂車(WRm)が組成される1971年夏ダイヤまでの期間は、利用者としてはちょっと残念なTEE Bavariaですが、牽引機関車も含めて興味深い列車であったのは確かでしょう。

個人的には、夕方ミュンヘン中央駅からチューリヒに向けて発車する「Bavaria」の姿を1991年にミュンヘンのDBでインターンしていた私が就業後中央駅のホームを歩いて帰宅する際に良く見かけました。「Bavaria」はEuroCity列車と種別は変更されたものの、テーブルランプを灯して既に営業しているSBB食堂車の車内を車外から眺めながら、その気品のある佇まいに魅了された記憶が残っています。
タグ:DB SBB Bavaria TEE EC BR210
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