49961 DB Dienst üm 312 / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]
久しぶりにメルクリンモデルを紹介します。このモデルは2004年にリリースされたMESSWAGENです。当時は、パンタグラフの上下がピエゾモーターで可動するモデルが出始めていて、このモデルもそうしたモデルの1つです。
▲ ドイツ式の集電舟
▲ スイス式の集電舟
動力のない客車なのですが、屋上に2種類のパンタグラフを装備し、デジタルで各パンタグラフが上下に動作します。
また、架線を張ったレイアウトでは、集電舟が架線に触れると、導通されているかどうかを車体側面のインジケーターが点灯し状況を知らせてくれます。
このモデルの実車はもちろん実在しています。
台車はMD形です。
表記は、Ep.IV試験車両の黄色地に赤文字です。車体番号は、「61 80 99-92 005 -9」です。Ep.VIになると、形式は同じ「Dienst üm 312」ですが、車体番号は、「D-DB 63 80 99-92 005-7」に変わりました。
RICラスターは、最高制限速度200Km/h、航送許可、19カ国の入線が許されています。
所属表記には、ミュンヘン連邦鉄道局管理下でMünchen-Milbertshofen所属です。
REV表記は、1976年10月1日です。
ドイツ式パンタグラフ側の正面です。前照灯はデジタルファンクション f0で点灯します。
反対側は、スイス式パンタグラフ側の正面です。前照灯はデジタルファンクション f0で点灯します。
尾灯は、両側とも点灯しません。
レイアウトのない我が家では、ほぼ出番がなく長い間箱にしまわれていましたが、久しぶりにモデルを出してレールに載せて通電すると、パンタグラフの上下も動作し、レイアウトが欲しくなる1台であると再認識しました。
[EDIT] 2021-02-24