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KIRINのアンティークラベル [ラベル]

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以前、当ブログで浅草の地下鉄ビルのマッチ箱ラベルを紹介した記事を書きましたが、今回は、キリンの瓶ラベルです。このラベルも亡き祖父からもらった瓶ラベルです。なので1920年代のものと想像できます。

上の画像は、今も一番飲まれているであろうラガービール(ドイツ語なのでラーガービアが正しいか?)のラベルです。ラベルのグラフィックは、今のデザインと近いですが、日本語文字「登録商標」は、右から左に書かれてます。また、工場所在地は横浜だったようです。

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次のラベルは、中々情緒的なデザインの黒ビールのラベルです。麒麟の絵は変わらないと思いますが、現在の絵には「キ」「リ」「ン」の文字が絵に中に隠れています。このラベルの絵にはそれがないので、まだ模倣対策する前のデザインなのでしょう。

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最後は、ビールではなく清涼飲料水のキリンレモンです。今も変わらず売られているこの甘いソーダ水は、1920年代には既にあったのですね。(キリンの公式サイトの沿革ページには、1928年より生産開始とあるので、その後なのでしょう。)
ラベルのサイズがビールと同じなので、当時のキリンレモンの瓶も茶色いビール瓶を使っていたのかも知れません。

私は流石にこれを見て懐かしいとは思えない世代なのですが、このラベルを大切に持っていた祖父は高崎にキリンビールの工場があったことがその一因だったのかも知れません。残念ながら今はキリンの工場は撤退していますが、その縁で高崎市は世界で最も美味しいと言われるビールの生産地であるチェコのピルゼンとは姉妹都市になっています。
タグ:KIRIN
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