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Zugbildung F10 Rheingold 1963 Winter [Zugbildung]

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今年のMHI新製品のF-Zug "Rheinpfeil" 1963の編成表を作成しながら、カタログやパンフレットで記されてはいないものの、メルクリンの実車検証の正確さと、他のモデルとの関連性を考慮しながらリリースされるモデルの深みを感じてしまいました。
と、言うのも、今回の新製品は広窓仕様のドームカーを含めた初めてのF 22 "Rheinpfeil"なのですが、同じ62系列EpIIIbのF10 "Rheingold"客車モデルは1962年仕様で号車番号などが共通です。つまり、ここで今回の2つのモデルセットは、以前のモデルを持っているファンにとって、「既にあるから買わなくても良い」モデルではなく、実は両方を持つことによって"Rheingold"と"Rheinpfeil"両列車の各走行区間の組成が実現できそうであることがわかってきました。(F-Zug "Rheinpfeil"の客車モデルに印刷されているサボは見ていないので未確認ではあります)

そこで、今回改めてDuisburg Hbfで両列車が解放と連結繰り返す姉妹列車であることから、F-Zug "Rheingold"の1963年ダイヤの編成表を作成してみました。ただ、残念なことにいつも活用している列車組成表には1963年夏ダイヤの記載がないため、同年冬ダイヤの組成表を掲げました。

このF-Zug "Rheingold"ですが、牽引機はこの時点で電化されていないオランダ国境EmmerichからDuisburg HbfまではV200.0形機関車が牽引に当たります。Duisburg Hbf - Basel SBBはこの表だと9両編成ですが、2両(Wg 161とWg 166)は組成日限定で異なるため、常に8両編成になります。

またこの編成表を見てみると見慣れない文字列を発見しました。それは食堂車で、「SWR」とあります。(これは、Eisenbahn-Romantikを制作している南西ドイツ放送局ではなく.....)どうやら、「Schürzenwagen食堂車」のようです。確かに一時期F-Zug "Rheingold"にSchürzenwagenが連結している姿を写真で確認しています。

この食堂車ですが、最高速度160Km/h走行を実現させるために必要なMD33台車付きと想像できるので、4324243929が組成には適当と考えられます。

もし今回のMHI客車モデルの車体番号やサボの記載内容がお分かりになった方いらっしゃれば、コメント欄にでも記していただければ嬉しいです。

[EDIT] 2021-02-13
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