SSブログ

Märklin TV Folge 107 [Maerklin-Allgemein]

先ほどメルクリンのメルマガが届きました。いくつかのテーマの中で早速観たのはYouTubeのメルクリンチャンネルで配信されている最新のメルクリンTV(107回)です。
以下にリンクを貼ります。

Märklin TV Folge 107

今回のメルクリンTVは、ニュルンベルクのメッセが延期になったことからか、メルクリングループ3ブランドのほか、ストラクチャーのAuhagen、BUSCH、FALLER、NOCH、Viessmann/Kibri/Vollmerの新製品紹介が興味深い製品映像と共に紹介されています。

メルクリンH0は、ICE4や194形の走行映像のほか、社長インタビューでテーブルに置かれていたのは昨年の新製品で、出荷の遅れているターンテーブルで、技術的な問題は解決しマスターモデルもここまで仕上がっていると強調するなど、コロナ禍での操業の遅れは認めつつ順調に作業は進んでいるようです。LGBのRhBクロコダイルは完全新設計モデルで、ラフな外観のLGBとは思えないほどの素晴らしい仕上がりが見れました。

メルクリン以外では、Auhagenの線路上の車両重量計(機能なし)モデルが、ちょっと新鮮で、メルクリンとコラボすれば実際に重量計測できるモデルになったのにと思ったり、FALLERの古城モデルはとにかく巨大で素晴らしいモデルです。また、CAR SYSTEMではPCソフトウエアで走行モニタリングができるようです。Viessmannでは、メルクリンとのコラボモデルのプラッサーの新型マルタイ?UNIMAT 09モデルの紹介のほか、これら保線車両の格納庫モデルなど、ストラクチャーとしてそそられるモデルがあります。また、サウンドモジュールは応用が効きそうで、この先が楽しみです。

コロナ禍でどのメーカーも様々な苦難があったようですが、ステイホームのお陰で趣味の王様と言われる鉄道模型とその周辺企業にとっては、2020年は決してマイナスではないという答えは心強い気持ちになりました。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

KIRINのアンティークラベル [ラベル]

LAGER.jpg

以前、当ブログで浅草の地下鉄ビルのマッチ箱ラベルを紹介した記事を書きましたが、今回は、キリンの瓶ラベルです。このラベルも亡き祖父からもらった瓶ラベルです。なので1920年代のものと想像できます。

上の画像は、今も一番飲まれているであろうラガービール(ドイツ語なのでラーガービアが正しいか?)のラベルです。ラベルのグラフィックは、今のデザインと近いですが、日本語文字「登録商標」は、右から左に書かれてます。また、工場所在地は横浜だったようです。

Black.jpg

次のラベルは、中々情緒的なデザインの黒ビールのラベルです。麒麟の絵は変わらないと思いますが、現在の絵には「キ」「リ」「ン」の文字が絵に中に隠れています。このラベルの絵にはそれがないので、まだ模倣対策する前のデザインなのでしょう。

キリンレモン.jpg

最後は、ビールではなく清涼飲料水のキリンレモンです。今も変わらず売られているこの甘いソーダ水は、1920年代には既にあったのですね。(キリンの公式サイトの沿革ページには、1928年より生産開始とあるので、その後なのでしょう。)
ラベルのサイズがビールと同じなので、当時のキリンレモンの瓶も茶色いビール瓶を使っていたのかも知れません。

私は流石にこれを見て懐かしいとは思えない世代なのですが、このラベルを大切に持っていた祖父は高崎にキリンビールの工場があったことがその一因だったのかも知れません。残念ながら今はキリンの工場は撤退していますが、その縁で高崎市は世界で最も美味しいと言われるビールの生産地であるチェコのピルゼンとは姉妹都市になっています。
タグ:KIRIN
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

NightJet新型車両のお披露目 [欧州鉄道]

2月23日にSIEMENS Mobility工場で現在鋭意製造中のNightJet新世代客車第1号のエクステリア(車体のみ)が完成したのを記念してお披露目(記者発表)が行われ、制御客車のCG画像など、新世代NJの概要が発表されました。

このような車体の外側だけの完成でお披露目が行われるということも、今まであったかどうか私自身は初めて聞いたので、NightJet(NJ)の期待が如何に大きいかを物語るものでしょう。コロナ禍でロックダウンが続く欧州で、こうした移動のビジョンを示すことが暗い世相を吹き飛ばす効果もあるのかも知れません。

昨日この様子が一斉に報道され、様々なメディアで配信されましたが、いくつか観た中で一番全体像を掴める報道に見えたのがリンクした以下の記事です。

NIGHTJET Mit diesen neuen Nachtzügen kannst du bald quer durch Europa reisen

今回の新造車両の背景には、NightJetのネットワークの拡大が背景にあるわけですが、特にスイスのSBBがZürich HBを起点としたNightJetのネットワークを新たに作ることで大幅なNightJet夜行列車路線が増加します。これまでのオーストリアのWienが起点であったNightJetネットワークは、これにより2つの起点で、遠くはスペインのバルセロナまでの路線も含まれる大きな夜行列車ネットワークとなるでしょう。別の報道では、SNCFも夜行列車復活を構想しているので、ドイツを中心に構想しているTEENも合わせれば、CNL時代より巨大な欧州夜行列車ネットワークが遠くない将来に出来上がるのではないかと思われます。

SBBもÖBBのNightJetを導入することになったのは、様々な背景が考えられますが、DACH HOTELZUG時代の初期CNLを最初に脱退したÖBBはCNLの商業的失敗を糧にして出来上がった夜行列車であることが挙げられるでしょう。現在使われているNJ車両はSleepalette以外のCNL時代に使われていた寝台車や座席車両です。それでもNJの業績が悪くならなかったのは、設備ではなく、路線、ダイヤ、車内サービスなどソフトの部分の改善が大きいと思われます。

今回は、NJのための新製車両ですからハードの部分に大きな改善がなされるでしょう。CG画像で明らかになったNJ初となるプッシュプル化で、RailJetの制御客車と異なるVectron顔になったのが目新しく、塗装色も塗り分けがよりRailJetに近い印象を受けました。

リンク先の画像に今回はお披露目できなかったインテリアのCG画像がありますが、寝台車にはDELUXなるカテゴリがあるようです。画像を見る限り機能的で温かみのある魅力的な空間が見て取れます。一方簡易寝台車らしき日本のカプセルホテルを参考にしたと言われている各ベッドごとに区分されているCG画像(ミニスイート)あり、これは興味深い試みです。簡易寝台車の4人用区分室もCG画像にあるので、簡易寝台車も2つのカテゴリに分かれるのかも知れません。

座席車両も、1段せり上がった対面式座席の画像があるので、スーツケースなどの荷物置き場対策もあって興味深いです。(実はCNLの座席車両の提案には、同じようなコンセプトのインテリアを提出しましたが、他事務所のSleepaletteになった経緯があります)

さて、今回のSIEMENS Mobilityで製造しているNJ車両は、同社のViaggioシリーズで、RailJetなどで実績のある車両がベースです。

昨日は、パリのシャルル・ド・ゴール空港の大規模新ターミナル拡張工事が中止に追い込まれた報道もあり、これはコロナ禍による利用者減少が理由ではなく、仏政府の脱炭素社会実現への意欲の表れと国民の「飛び恥」意識の高まりなどが背景のようです。

「フランス政府は国内の航空路線について、2時間半以内で到着できる鉄道路線が存在する場合は運航を認めないことを盛り込んだ法案を閣議決定するなど、航空機による温室効果ガスの排出削減に力を入れています。」

という報道にも、ドイツの鉄道運賃に掛かる付加価値税を7%に引き下げられたことも含めてEUを中心とした欧州諸国は、航空機から鉄道へのシフトが今後も続くでしょう。

[EDIT] 2021-02-28
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

49961 DB Dienst üm 312 / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]

IMG_7211b.jpg

IMG_7249b.jpg

久しぶりにメルクリンモデルを紹介します。このモデルは2004年にリリースされたMESSWAGENです。当時は、パンタグラフの上下がピエゾモーターで可動するモデルが出始めていて、このモデルもそうしたモデルの1つです。

IMG_7218b.jpg
▲ ドイツ式の集電舟

IMG_7217b.jpg
▲ スイス式の集電舟

動力のない客車なのですが、屋上に2種類のパンタグラフを装備し、デジタルで各パンタグラフが上下に動作します。

IMG_7247b.jpg

また、架線を張ったレイアウトでは、集電舟が架線に触れると、導通されているかどうかを車体側面のインジケーターが点灯し状況を知らせてくれます。

このモデルの実車はもちろん実在しています。

IMG_7230b.jpg

台車はMD形です。

IMG_7235b.jpg

表記は、Ep.IV試験車両の黄色地に赤文字です。車体番号は、「61 80 99-92 005 -9」です。Ep.VIになると、形式は同じ「Dienst üm 312」ですが、車体番号は、「D-DB 63 80 99-92 005-7」に変わりました。

IMG_7232b.jpg

RICラスターは、最高制限速度200Km/h、航送許可、19カ国の入線が許されています。

IMG_7233b.jpg

所属表記には、ミュンヘン連邦鉄道局管理下でMünchen-Milbertshofen所属です。

IMG_2473b.jpg

REV表記は、1976年10月1日です。

IMG_7227b.jpg
IMG_7226b.jpg

ドイツ式パンタグラフ側の正面です。前照灯はデジタルファンクション f0で点灯します。

IMG_7228b.jpg
IMG_7229b.jpg

反対側は、スイス式パンタグラフ側の正面です。前照灯はデジタルファンクション f0で点灯します。
尾灯は、両側とも点灯しません。

レイアウトのない我が家では、ほぼ出番がなく長い間箱にしまわれていましたが、久しぶりにモデルを出してレールに載せて通電すると、パンタグラフの上下も動作し、レイアウトが欲しくなる1台であると再認識しました。

[EDIT] 2021-02-24
nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

[Vinyl 110] 音楽図鑑 / 坂本龍一 [Vinyl]

IMG_2431b.jpg
IMG_2432b.jpg

坂本龍一が1984年にリリースしたアルバム「音楽図鑑」です。無機質なジャケット写真に入った2枚組のレコードで、1枚はLP、もう1枚は12'シングルという変則的な組み合わせです。というか、シングルはオマケのような感じでしょうか。

このレコードを初めて見たとき、ピアノに向かう坂本龍一本人より大きく壁に映し出されるアリの影が強烈な印象でした。この写真の意味をしばし考えてしまいました。もしかしてリアルな坂本龍一本人よりも影のアリを私たちは見せられているのかも知れないと思ったりもしました。

このアルバムの楽曲は、当時の彼らしいサウンドが散りばめられていて相変わらず実験的な音も聴くことができます。

IMG_2433b.jpg

2枚組レコードなので、ジャケットは見開きがあります。それが上画像です。彼のサウンドとこのジャケットの関係は気になるところではありますが、マッチしていると言われればそうかも知れません。少なくともかけ離れているようにはみえないです。

Discogs: Ryuichi Sakamoto ‎– 音楽図鑑





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

48157 Eva (DB) Druckgas-Kesselwagen / Ep.III 記事をリニューアルしました。 [アナウンスメント]

IMG_2386b.jpg

2008年正月に記したインサイダー貨車モデル(48157)はEva社の圧縮ガスタンク車ですが、画像を新しく差し替えて以下リニューアルしました。

48157 Eva (DB) Druckgas-Kesselwagen / Ep.III

この手の貨車は、ある程度の車両数で、工業地帯のレイアウトに走らせると良く似合いそうですが、それほどモデルの車両数がないので、難しいですね。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

地震と1/10モデル [デザイン]

IMG_2351n_500.jpg

昨晩遅く、福島沖を震源とした大きな地震がありました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
かく言う高崎の我が家も震度4とはいえ、(タワーではない)マンションの高層階にいたため、結構な揺れに襲われました。幸い怪我などはありませんでしたが、棚に飾っていたチョロQや机の上に不安定に置かれていた書類が落下したりして、怖い思いをしました。

ちょうど10年前の東日本大震災の時は、外出していたお陰で家の中の地震の最中の様子はわかりませんでしたが、帰宅時には足の踏み場もないほどモノが散乱していたので、あの時よりは遥かに揺れが小さかったのでしょう。ただ、今回揺れている時、ちょっと不安定な場所に置かれている画像の1/10の電車のモデルが落やしないかと心配でしたが、これも幸い大丈夫でした。ネコのミルヒは揺れに驚いてか固まって動きませんでしたw

実はこのモデル、1992年ですから今から29年も前に私がドイツの美術大学の卒業研究でデザインして作ったモデルです。確か大学の3学期目に4ヶ月ほどミュンヘンのDBデザインセンターでインターンシップしたのが縁で、卒業研究はDBにスポンサードしてもらって、当時のRSB(Regional Schnellbahn、今でいうRegio Express)向け電車のデザインを卒業研究テーマとしたものです。

まだ民営化前の時代だったので、塗装色はミントグリーンベースの近郊形色です。DBマークも国鉄時代のもの。3両編成で1等、2等、BordShopと名付けた軽食提供のできる供食設備を含めています。
モデルの客室部分は、モデル用の特殊な発泡材をベースに加工しています。顔の部分はインダストリアルクレイと言う粘土で造形してから石膏で雌型を取って、雌型の石膏を型にしてFRPを張り込んで作っています。後でFRPの顔の部分と車体の発泡材を接着して塗装をしています。

IMAG0097ss_500.jpg

画像のモデルは、軽食設備のインテリアモデルで同じく1/10スケールで白色で仕上げています。残念ながらこのモデルは帰国時に廃棄してしまいました。エクステリアモデルは悪くない出来と感じているので未だに廃棄するのをためらっています。ただ、写真ではわかりませんが色々なところに経年劣化が出てきていてクラックなどが入り始めています。

手作りのモデルが、30年も持っていたこと自体が奇跡的と感じていますが、ニュルンベルクのDBミュージアムで保管展示されている同じスケールのモデルのように、保存条件さえ良ければ100年以上持つものもあるでしょう。残念ながら私のこのモデルは、その前に朽ち果てると思いますが...。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Zugbildung F10 Rheingold 1963 Winter [Zugbildung]

zb_F_Rheingold_63Wi_500.jpg
▲ クリックすると拡大します

今年のMHI新製品のF-Zug "Rheinpfeil" 1963の編成表を作成しながら、カタログやパンフレットで記されてはいないものの、メルクリンの実車検証の正確さと、他のモデルとの関連性を考慮しながらリリースされるモデルの深みを感じてしまいました。
と、言うのも、今回の新製品は広窓仕様のドームカーを含めた初めてのF 22 "Rheinpfeil"なのですが、同じ62系列EpIIIbのF10 "Rheingold"客車モデルは1962年仕様で号車番号などが共通です。つまり、ここで今回の2つのモデルセットは、以前のモデルを持っているファンにとって、「既にあるから買わなくても良い」モデルではなく、実は両方を持つことによって"Rheingold"と"Rheinpfeil"両列車の各走行区間の組成が実現できそうであることがわかってきました。(F-Zug "Rheinpfeil"の客車モデルに印刷されているサボは見ていないので未確認ではあります)

そこで、今回改めてDuisburg Hbfで両列車が解放と連結繰り返す姉妹列車であることから、F-Zug "Rheingold"の1963年ダイヤの編成表を作成してみました。ただ、残念なことにいつも活用している列車組成表には1963年夏ダイヤの記載がないため、同年冬ダイヤの組成表を掲げました。

このF-Zug "Rheingold"ですが、牽引機はこの時点で電化されていないオランダ国境EmmerichからDuisburg HbfまではV200.0形機関車が牽引に当たります。Duisburg Hbf - Basel SBBはこの表だと9両編成ですが、2両(Wg 161とWg 166)は組成日限定で異なるため、常に8両編成になります。

またこの編成表を見てみると見慣れない文字列を発見しました。それは食堂車で、「SWR」とあります。(これは、Eisenbahn-Romantikを制作している南西ドイツ放送局ではなく.....)どうやら、「Schürzenwagen食堂車」のようです。確かに一時期F-Zug "Rheingold"にSchürzenwagenが連結している姿を写真で確認しています。

この食堂車ですが、最高速度160Km/h走行を実現させるために必要なMD33台車付きと想像できるので、4324243929が組成には適当と考えられます。

もし今回のMHI客車モデルの車体番号やサボの記載内容がお分かりになった方いらっしゃれば、コメント欄にでも記していただければ嬉しいです。

[EDIT] 2021-02-13
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

[Vinyl 109] Humans-Lib / Howard-Jones [Vinyl]

IMG_3981b.jpg
IMG_3982b.jpg

いつもは、ラジオを聴き流しながらホームワークをしているのですが、たまにレコードを聴きたくなる時があって、昨日の午後はレコード棚を適当に探っていたら大多数ある1980年代に買ったレコードの中からハワードジョーンズのLP1枚を見つけ、久しぶりにかけてみました。

ハワードジョーンズと言えば、前にも記したかも知れませんが、MTVやエレクトロポップが全盛時代だった頃、ひときわメロディアスで抑揚のあるサウンドと、パントマイマーと共に自身は身体に楽器を身につけて1人で演奏する独特のパフォーマンススタイルで驚いたのを覚えています。

当時原宿の交差点近くのショッピングビルにあったオーディオ店でアルバイトをしていて、そこの最上階でプロモーションのために来日した彼を舞台の裾から眺めたのを覚えています。

そんな彼は、数枚のアルバムを出してからはすっかり音沙汰がなくなって久しいですが、彼は1955年生まれというから還暦もとうの昔に過ぎた高齢者となっていたことを知り、若い頃の彼の姿しか知らない私自身も歳をとったものと感じます。

久しぶりにこのレコードに針を落とすと、当時のことが思い出されます。彼のサウンドは明快で時にセンチメンタルなフレーズもあって個性が光るアーティストと思っていましたが、今は音沙汰がないです。..が、2019年にアルバムをリリースして、全英チャートではそこそこの売り上げを記録しているようです。
このファーストアルバムは世界的にヒットとなり、全英チャートでは57週連続1位だったようで、当時の人気のほどが窺えます。

Discogs: Howard Jones – Human's Lib





タグ:wea Howard-Jones
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Zugbildung F22 Rheinpfeil 1963 Sommer [Zugbildung]

zb_F_Rheinpfeil_63_So_500.jpg
▲ クリックすると拡大します

ここ数回の記事でメルクリンH0新製品の紹介をしましたが、せっかくなのでMHI新製品のF-Zug Rheinpfeilの編成表を作成してみました。
この編成表を作るのにあたり、今まで多くのRheingold/Rheinpfeilの編成表を作ってきたので、あまり違いはないのかと思っていましたが、案外時代が変われば編成も変わってくるのだということが今回の編成表を作成しながらわかってきました。

特に注目したいのは、Dortmund Hbf - Duisburg Hbfの編成で、ドームカーが2両連結しているのはお約束ですが、この編成では中央に瘤付き食堂車を挟んで左右にドームカーが連結されているのが特徴的です。この編成を写真でも見たことはないのですが、中々壮観だと思います。

Duisburg Hbfでは、F-Zug Rheingoldとの大規模な組成組み換えが行われるのはお約束です。この組み換え作業は複雑なので機会があれば1度は見たかったですが、このような光景が見れるのは私がドイツに渡るずっと前のこと。

それにしてもF-Zug時代からTEEに至るRheingoldとRheinpfeilは両列車とも1等専用列車です。これら2つの列車が各8両以上の編成でライン左岸線を毎日走り抜けていた時代があったこと自体が今から思えば不思議なほどビジネス需要の人気が窺えます。


さて、この編成表のモデルですが、まだモデルの画像を見たわけではないのでF22なのか、逆方向のF21なのかもわかりませんが、編成としては同じと考えられます。新製品モデルは以下客車5両のみがリリースされます。

Av4üm-62 x2 (1等区分室客車)
Ap4üm-62 x1 (1等開放室客車)
AD4üm-62 x1 (ドームカー)
WR4üm-62 x1 (食堂車)

編成表では、最短編成の(Frankfurt/M Hbf - Nürnberg Hbf - München Hbf)でも8両で、不足しているのは、Av4üm-62 x1とAp4üm-62 x2の3両です。今回はTRIX H0での同形客車は告知されていません。残りの3両が夏の新製品や秋の新製品のプログラムに入るのかはわかりませんが期待するしかないのかも知れません。あとは以前リリースした客車が手元にあればそれを活用できます。場合によってはDortmund Hbf - Duisburg Hbfのドームカー2両を連結した堂々の12両編成も組むことができるでしょう。

なお、今回の新製品モデルの登場で、以前リリースされた1962年仕様のF-Zug "Rheingold"モデルと混成させることで、1962年や今回の1963年のF-Zug "Rheingold"、"Rheinpfeil"の両方の組成が可能となるのが嬉しいですね。


*なお、この編成は標準的な組成であり、増結されたり減車されたりした場合もあることは充分に考えられます。なので、絶対的な編成であるという訳ではないことをご承知おきください。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー