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[Vinyl 031] ONE DAY / VINCE CLARKE + PAUL QUINN [Vinyl]

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VINCE CLARKE + PAUL QUINNのONE DAYです。これを知っている人はほとんどいないでしょう。私はこのレコードをVINCE CLARKEの名前だけで買いました。
これはアルバムではなく12'シングルで、結局このユニットはこの1枚だけで終わってしまいました。
とは言え、楽曲はV.Clarkeですし、P.Quinnは、Vinceが好む歌声です。

レコードに針を落とすと、これもほぼYAZOOやERASUREと同じ路線です。ただ、曲調は、ややスローテンポな感じで静かです。とは言え、このシングル(つまり2曲)のみで終わってしまったのですから、もし続いていればテンポも曲調も変わったのかも知れません。
V.Clarkeは結局その後、ERASUREとして新しい相棒と今に至るまで活動を続けています。私個人はDEPECHE MODE時代が一番好きだったりするのですけど。そう言えばV.ClarkeとDMのM.Goreがユニットを組んだVCMGというのもありますが、これは超実験音楽でややついてゆけませんw

YouTubeにアップされているこのレコードの楽曲のリンクを貼っておきます。
Vince Clarke/Paul Quinn - One Day (Extension) (1985) (Audio)




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Zugbildung TEE 9 "Rheingold" 1967(SBB) [Zugbildung]

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▲ Eisenbahn Magazin誌に掲載されていた編成表の一部。下から3番目の編成に興味を持ちました。

少し前、当ブログで昔のEisenbahn Magazin誌にTEE 50周年記念特集があり、その記事に沢山のTEE編成表が掲載されていたことを記しました。これを見ながら、良さそうな編成はないだろうか..と眺めていたら、「TEE Rheingold 1967」の編成で、以前当ブログでも紹介したのは、131形食堂車を組み込んだ編成でした。しかし、このときもう1つのDSG食堂車152形(Schürzenwagen)付で組成された編成も存在していたようで、食堂車以外では1両の開放室客車がGruppe-62のF-Zug色、さらにドームカーが組成されていながら4両編成という、模型で楽しむには中々面白く、かつマニアックな編成が誌面に掲載されていたので、ちょっと裏取りも含めて調べてみました。

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[Vinyl 030] The Anvil / Visage [Vinyl]

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アナログレコードの紹介も30枚目になりました。
今回聴いたのはVisageの"The Anvil"です。このアルバムを聴いたのは本当に久しぶりでした。これを買った当時は、楽曲を聴いてからレコードを買うことと同じぐらいジャケ買いをしていました。それが当たりだった時の嬉しさは知ってから買うより遥かに大きかったのを覚えています。

しかし、もちろんその逆も多々あるので、このレコードもそのような1枚になりました。大学の学園祭にフリーマーケットに参加して半額で売りに出したのですが、このレコードは売れず....。
*美大ということもあって、私のようなコレクションでも結構売れたのを覚えていますw

さて、そんなレコードですからほぼ聴いていないし、カセットテープなどにも録音していなかったので、本当に久しぶりです。で、針を実際に下ろすと「オヤ?悪くない?」という最初の曲が耳に入ってきました...しかし曲が進むにつれ、どうも個性があるにはあるのですけど、そのインパクトが薄く、だんだんボヤけた印象になってきます。
今、この文章を書きながらSpotifyでデペッシュ・モードを聴いているのですが、やはり全然違います。
それでも、まぁ、久しぶりに聴いて大学時代を思い出しましたし、それはそれで良かったです。
**あくまで個人的な感想ですのでファンの方はスルーしてください。

YouTubeの楽曲がありますので、リンクを貼っておきます。
VISAGE - 01 The Damned Don't Cry / YouTube





タグ:VISAGE YouTube
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2511 (87705) Sonderwagen-Deutschland [Maerklin-Guterwagen]

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このモデルは、カタログには載らないいわゆる広告貨車に分類できるのですが、広告ではなく、世界の国シリーズとも言えましょうか。私もこのモデルをドイツの販売店で入手したとは思いますが、詳しくは憶えていません。
当時は、広告貨車モデルが人気があったのか、ドイツの販売店では様々な広告を纏ったモデルが店内に飾ってありました。今も毎月インサイダー会報誌で最新の広告モデルを写真付きで紹介していますが、このような広告では無いシリーズモノはちょっと珍しかったです。

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タグ:Werbewagen
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[Vynil 029] インテリア / Interiors [Vinyl]

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インテリアズの「インテリア」です。細野晴臣と高橋幸宏によって作られたYENレーベルによる「ゲルニカ」に続く第2弾という位置付けでした。とは言え、ゲルニカとは全く指向性の違う楽曲で、細野晴臣の「フィルハーモニー」で試みたアンビエント・ミュージック(環境音楽)というジャンルのもの。アンビエントといえば、有名どころではブライアン・イーノとバロルド・バッドによるアンビエントシリーズがありますが、方向性は彼らの楽曲に重なります。

アルバムに針を落とすと、すぐに彼らの音の世界が部屋いっぱいに広がります。しかし、やはり元祖と言うべきかインテリアの楽曲は、無駄を削ぎ落とした美しく単純なメロディーではありますが、インパクトという面ではイーノXバッドに1日の長があると私は判断しました。とはいえ、このアルバムは、仕事をしながら聴くBGMとしても、お茶しながら聴くにしても良い感じではあります。
結局、YENレーベルではこの1枚のアルバムだけでしたが、その後米国のWindam Hillレーベルからもアルバムを発表して発展的解散に向かったそうです。レベル的には決して低いものではなかったと確信しました。

ジャケット画像は異なりますが、YouTubeに上がっている動画のリンクを貼っておきます。
[Full Album] Interior (prod. Hosono) - Interiors LP (Yen, 1982 / Windham Hill, 1985) YMO Haruomi
タグ:Interiors yen
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T24402 DB Rkmp 656 / Ep.IV [Maerklin-Allgemein]

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メルクリン/TRIXは、同じメルクリングループになって以来、この異なるブランドの棲み分けや商品についてファンの志向、ビジネスとしてのバランスを考えながら製品開発と試行錯誤を続けてきているように思います。
一時期は、H0フルスケールの26.4m客車をTRIXブランドのみでリリースしたりと敢えて違う商品を市場に投入したりしたことも記憶に残っています。

しかし、現在はそうした試みは収束して、メルクリンH0とTRIX H0は共通のプラットフォームで2線式(TRIX)と3線式(メルクリン)でリリースしていることで落ち着いています。

このTRIXモデル(T24402)は、メルクリン/TRIXが同じテーマであるメルセデスの自動車工場「DAS WERK」というシリーズを展開して同じ形式を両ブランドでリリースしたり、またメルクリンやTRIXのみリリースということも行ったもの。これが告知された年は、あまりに多くの欲しくなるアイテムがあり、逆に買いたくても財布の事情で買えない場合が続出するのではと心配したほどです。

その「DAS WERK」シリーズの中でもSchucoの自動車モデルを積載した貨車はそのハイライト的な存在で、当時のメルセデス乗用車各種積載貨車からU406ウニモグ、O302バス、トラックなど、当時のメルセデスのラインナップを網羅した積載貨車は、メルクリンH0とTRIX H0からそれぞれ違う車体番号でリリースされました。違うのは車体番号とブランド、そして車輪。あと積載自動車の色が違うだけで、それ以外は全く同じ車両アイテムは多くの貨車を繋げて走らせたいメルクリン、TRIXファンの両方のニーズを見事に取り込んだ企画と言えます。

そんなメルクリンの罠?にハマった私はこのシリーズの多くをメルクリン/TRIXの両ブランドで購入してしまったのですが、当ブログではメルクリンモデルだけ紹介したので、今回は改めてこの「DAS WERK」シリーズからTRIX H0のウニモグ積載貨車モデル(T24402)を紹介したいと思います。

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[Vinyl 028] Orchestral Manoeuvres in The Dark / OMD [Vinyl]

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OMDの「Orchestral Manoeuvres in The Dark」です。タイトルがそのままグループ名となっている最初のアルバムです。
彼らは、クラフトワークに影響を受けて活動を始めたユニットと聞いています。とは言え、個性的なメロディはエレクトロニックポップの王道をゆくものです。ボーカルもクラフトワークのようなボコーダーを使った機械的な声ではなく、自然な歌声です。
それでいてクラフトワークと通じるところは、今も昔も頑なに変わらぬ世界観でしょうか。のちにクラフトワークのメンバーがOMDに参加している事も相互リスペクトによるものかも知れません。

さて、本当に久しぶりにアナログレコードに針を落とすと、このOMDサウンドは、さすがに1980年リリースだけあってリズムボックスを多用した楽曲が多く、他はシンセサイザーとボーカルです。
それでも一貫した彼ららしさは今も変わらぬ魅力です。

最近は、Spotifyで聴くことが多くなったのですが、今一番聴いているのがOMDなのは、テクノロジーの進化はあるにせよ当時から変わらぬ楽曲コンセプト故なのだと思います。

YouTubeにこのアルバムのヒット曲のPVがありましたので貼っておきます。
Orchestral Manoeuvres In The Dark - Electricity

*このアルバム(アナログレコード盤)をアマゾンで検索したところ、アマゾンジャパンでは色違いのジャケットしか見つからず、ドイツアマゾンでは中古が1万円以上で出ています。もしかしたらレアアイテムになっているのかも知れません。




タグ:OMD DINDISC
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46741 K.W.St.E. (P) | Museumswagen 1997 (Fr. Kaufmann) / Ep.I [Maerklin-Guterwagen]

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1997年のH0ミュージアムモデルです。樽貨車モデルは、その独特の形状からメルクリンでもブリキモデルの時代から作られています。メルクリンでは進行方向縦位置で2つのワイン樽を並べたモデルしか当初はありませんでしたが、今ではTRIXとの合併もありバリエーションが増え、先に当ブログでも紹介した3つのワイン樽が進行方向に対して横に3つ並んだモデルも登場しました。

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[Vinyl 027] フィルハーモニー / 細野晴臣 [Vinyl]

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細野晴臣の6枚目のソロアルバム「フィルハーモニー」です。これがリリースされた1982年、既にYMOは絶頂期を過ぎファンの切り離し作業と散開への道筋ができた頃なのだと思います。
一方で高橋幸宏と所属のアルファレコードからYENレーベルを立ち上げて、才能のあるアーティストを発掘するなど、プロデューサー的な活動も目立つようになってきました。何れにしてもソロとしての活動のほか、歌謡曲の歌手への楽曲提供など多忙な日々を送る中、超多忙な他の2人とのYMOの活動など不可能に近かったと思います。

そのような中でリリースしたアルバムは、上野耕路が参加していたと思われる「フニクリフニクラ」や実験的な音作りも含めて興味深いアルバムに仕上がっているように思います。アンビエントという新たなジャンルの領域にも挑戦していて、YENレーベルらしい挑戦的な音作りに好感を持ったアルバムです。
ちょうど今年の5月15日にリマスターしたアナログレコードも再発売したそうで、タイムリーな紹介となりました。

YouTubeで音源がありましたので合わせて貼っておきます。
フィルハーモニー / 細野晴臣




タグ:yen 細野晴臣
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46201 DB Tnfhs 38(GANTER BIER)/ Ep.III [Maerklin-Guterwagen]

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2004年のインサイダーH0貨車は、ドイツ南西部、今では環境都市として有名なフライブルクのGANTER社のビール貨車モデルでした。この貨車について今回は紹介します。
このビール貨車は、白地に赤文字で大きくGANTER BIERの名前が記されています。この貨車はビール輸送のため冷蔵貨車Tnfhs 38形です。Ep.III時代の冷蔵貨車としては一般的な貨車であったと想像できます。この貨車も緩急室付、デッキ付き、デッキなしの3種類が存在するようですが、モデルはデッキなし仕様です。

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