[Vinyl 040] ORGANISATION / OMD [Vinyl]
OMDの「ORGANISATION」です。OMDは日本では地味なアーティストでしたけど、私は初めて聴いた時から好きになりました。Depeche Modeのようなヒットや急激な人気はなかったですが、欧州ではそれなりの人気を今もあります。そして一貫しているのがサウンドのコンセプトでしょうか。その辺りはKRAFTWERKに近いものがありますが、彼らほどストイックではないところが英国のグループらしいところでしょうか。
この2枚目のアルバム「ORGANISATION」の1曲目は「ENORAGAY」で、英国でヒットし、当時日本のニュース番組のバックミュージックとして使われたりと、OMDを知らなくても聴いたことがある人は少なからずいるのかも知れません。
さて、このレコードに針を落とすと懐かしいENORAGAYの後、初めて聴く音に出会ったような印象を持ちました。でも過去には聴いているのでしょうね。でも記憶になかったです。しかしそれはつまらないから忘れたとかではなく、とても心に響くサウンドでした。
YouTubeでのリンクを貼っておきます。
Orchestral manoeuvres in the dark - 2nd Thought
T24333 DB Laaes 541 / Ep.IV [Maerklin-Guterwagen]
以前、メルクリンH0モデルの同形貨車(47126)について記しましたが、今回同じ「DAS WERK」シリーズであるメルセデスベンツ自動車用車運貨車のTRIX H0のバージョン2種のうちの1つ(T24333)を紹介したいと思います。
[Vinyl 039] Après-midi / TESTPATTERN [Vinyl]
TESTPATTERNの「Après-midi」です。
YENレーベルからリリースされ、今までここでも紹介したInteriorsやイノヤマランドなど細野晴臣がプロデュースしたアーティストと並ぶテストパターンです。このレコードのジャケット帯に記されている「ブリリアントテクノ」という文言。確かに普通のテクノポップの枠からはみ出している感じはします。
少し前に、このレコードの中古がレコード店でとんでもない高額の値札がついていて驚きましたが、リリース後にこの音源が出回っていなかったからでしょうか。それとも再認識され始めたのか。
何れにしても、私がドイツへ行く前後から日本ではこうした音作りが前ほどもてはやされなくなっていったのは確かかもしれません。(ドイツではまだまだテクノやエレクトリックポップは健在で、そこからトランスなどにも進化してゆきました)
そういう意味では、私自身は良い時代に多感な10代から20代を過ごしてきたことを幸運に思っています。
さて、このレコードに針を落とすと、実にインパクトのあるしかし、物静かで素晴らしい楽曲でした。特にA面2曲目が気に入っています。アルバム1枚だけで終わるのは勿体無いと思ったほど。しかし、それはA面だけでB面になると息切れした印象がぬぐえませんでした。ネタが尽きたという言い方が正しいのか。センスがあって良い楽曲を作れるアーティストだけにとても残念。
YouTubeでアップされていたフルアルバムをリンクします。
Testpattern - Après-midi (Full album)
タグ:Testpattern yen
84695 K.W.St.E.(P)| Museumswagen 1995 / Ep.I [Maerklin-Guterwagen]
1995年のミュージアムモデルです。この年は、すでに北バイエルンのWeidenにおりましたが、年に1度のゲッピンゲン詣でを楽しみにしていました。ゲッピンゲンだけではなく、ここからクルマで1時間ほどのシュタイフ社のミュージアムと工場のあるギインゲンも一緒に巡っていました。
さて、とても良く目立つ美しい黄色をベースに塗装されたタンク貨車セットがこの年のミュージアムモデルです。モデルの実車は、ゲッピンゲンのCarl Gentner社の所有で、この会社は、1884年に化学工場 Carl Gentner o.H.G.として設立されました。
CS3の重連統括機能動画 [Maerklin-Allgemein]
前にもお知らせしたYouTubeのメルクリン公式チャンネルで、7月4日に以下CS3による重連統括機能の設定、操作方法がアップされました。(ドイツ語)
Eine Traktion mit zwei Lokomotiven aufbauen
CS2では、当ブログでも紹介していますが、公式チャンネルの動画であるこのシリーズではドイツ語解説ながら動画を見ながら、またわからない部分は繰り返し再生しながら観れるので理解は進むと思います。
この動画では、2台の機関車の統括運転のほか、プッシュプル列車の機関車と制御客車を統括させて1つの列車として操作できるように設定する方法も示されています。この応用で、以前発売されていた蒸気機関車サウンド客車、ディーゼル機関車サウンド客車、デジタル食堂車や寝台車などのファンクション機能を持つモデルと機関車を統括できるでしょう。
CS3をお持ちの方には是非観ていただきたい動画と感じました。
Eine Traktion mit zwei Lokomotiven aufbauen
CS2では、当ブログでも紹介していますが、公式チャンネルの動画であるこのシリーズではドイツ語解説ながら動画を見ながら、またわからない部分は繰り返し再生しながら観れるので理解は進むと思います。
この動画では、2台の機関車の統括運転のほか、プッシュプル列車の機関車と制御客車を統括させて1つの列車として操作できるように設定する方法も示されています。この応用で、以前発売されていた蒸気機関車サウンド客車、ディーゼル機関車サウンド客車、デジタル食堂車や寝台車などのファンクション機能を持つモデルと機関車を統括できるでしょう。
CS3をお持ちの方には是非観ていただきたい動画と感じました。
[Vinyl 038] Red Rain / Peter Gabriel [Vinyl]
Peter Gabrielの12'シングル盤「Red Rain」です。
1980年代有名なアーティストの1人ですが、私はこの1枚だけ手元にありました。
初めはどんな曲だったかすっかり忘れていました。
針を落とすと聴き覚えのある曲が耳に入ってきました。とても良い曲だとは思うのですが、ちょっと私の肌に合わないというか、そんな感じなのです。ファンの皆さまごめんなさい。
YouTubeにこの曲のPVがありましたのでリンクしておきます。
Peter Gabriel - Red Rain
Märklineumのオープン延期 [Maerklin-Allgemein]
ちょっと残念な以下ニュースを見つけてしまいました。
Termin verschoben Das Museum Märklineum in Göppingen wird später fertig
今年の9月にゲッピンゲンで開催予定のIMAに合わせてオープン予定であったメルクリネウムでしたが、工事の問題で2020年5月に延期となったとのことです。
メルクリン側も今年創業160周年を迎え、晴れの舞台を新しいメルクリネウムで迎える予定でしたでしょうが、残念ながらそれは叶わないようです。
メルクリン公式ページでも確認しましたが、オープンは2020年5月と記載されています。
IMAについては、予定通りゲッピンゲンで開催される予定ですので、来訪者にはメルクリネウムのオープンが叶わなかった分を補う以上の配慮がなされることを期待したいと思います。
Termin verschoben Das Museum Märklineum in Göppingen wird später fertig
今年の9月にゲッピンゲンで開催予定のIMAに合わせてオープン予定であったメルクリネウムでしたが、工事の問題で2020年5月に延期となったとのことです。
メルクリン側も今年創業160周年を迎え、晴れの舞台を新しいメルクリネウムで迎える予定でしたでしょうが、残念ながらそれは叶わないようです。
メルクリン公式ページでも確認しましたが、オープンは2020年5月と記載されています。
IMAについては、予定通りゲッピンゲンで開催される予定ですので、来訪者にはメルクリネウムのオープンが叶わなかった分を補う以上の配慮がなされることを期待したいと思います。
タグ:IMA Maerklineum
[Vinyl 037] MIT DIR / Robert Görl [Vinyl]
Robert Görlの12'シングル「MIT DIR」です。
以前ジャケ買いについて記しましたが、これはレーベル買い?に当たります。YENレーベルのようなほぼ音楽性が決まっているアーティストを集めたレーベルであれば、外れるリスクは少ないと考えて、DEPECHE MODEやYAZOO、erasureなどをリリースしているMUTEレーベル繋がりで買ったのがこれです。アーティストがドイツ人でドイツ語の曲名というのも購入動機の一つです。
ジャケットは白地にアーティスト名と曲名のみという極めてシンプルなグラフィックスです。そういうレコードは初めて針を落として音を聴くときドキドキします。このレコードを30年ぶりに聴いた今回も同様でした。ただ、心に残っていなかったので、前ほど期待はなかったですけど。
さて、そのサウンドですが、期待が少なかった分「悪くない」という印象でした。曲調もシンプルで、わかりやすい。ただ、インパクトが今一歩で頭に残らない。それが忘れられてしまった原因なのだろうと感じました。
Vimeoにこの「MIT DIR」のPVがアップされていましたのでリンクを貼っておきます。
Robert Görl - Mit Dir (Extended)
*アマゾンのリンクを貼りましたが、よほどレアになっているのでしょうか。驚愕のお値段になってます。
タグ:MUTE Robert Görl
Das große Vorbild-Rangiermanöver der Rheingoldzüge , Duisburg Hbf 1965 [Maerklin-Allgemein]
以前、当ブログで1965年夏ダイヤの「TEE Rheingold」と「TEE Rheinpfeil」の2つの列車組成表を記事にして出しました。この2つの列車は、別々の列車でありながら出発地からDuisburg Hbfまでは、両方の行き先の客車が混在する組成になっていました。そしてDuisburg Hbfで車両の組み替えを行い、それぞれの目的地に向かう2つの列車として出発します。
その入換作業のあったDuisburg HbfでのプロセスをH0のレイアウトとモデルで再現した映像を見つけたので以下ご紹介したいと思います。
Erstmals im Modell, das große Vorbild-Rangiermanöver der Rheingoldzüge , Duisburg Hbf 1965
*前置きが長く、9:40あたりからモデルの映像が見られます。
この映像を見る限り、想像通り複雑な入換作業をしたようです。当時は、まだ103.1形がなかったのでE10.12形でしたし、F-Zug色とTEE色の客車も混在していたようです。
Duisburg Hbfでの入換作業では、牽引機関車の110.12形やV200.0形の他にV90形、V100形が当たったようです。
また、この映像で発見したことは、ちょうどEp.IIIとEp.IVの端境期でもあったことから、混在していたF-Zug色とTEE色の62形客車が組成し直すと、TEE Rheingoldは全てF-Zug色、TEE Rheinpfeilは全てTEE色になったようです。(但し、1967年ダイヤでも131形食堂車が足らず、152形で代用された編成もあったので必ずしも統一されたカラーではなかったとは思います)
興味深いのは、TEE RheinpfeilのDortmund Hbf - Duisburg Hbfにはドームカーが2両連結されています。(ドームカーは、厨房がないため基本的に食堂車とペアで組成されるのですが、この区間は食堂車は1両のみ)
メルクリンH0からは全ての機関車と客車がリリースされていますので、この入換作業の再現も可能ですね。レイアウトさえあればですけど...w
その入換作業のあったDuisburg HbfでのプロセスをH0のレイアウトとモデルで再現した映像を見つけたので以下ご紹介したいと思います。
Erstmals im Modell, das große Vorbild-Rangiermanöver der Rheingoldzüge , Duisburg Hbf 1965
*前置きが長く、9:40あたりからモデルの映像が見られます。
この映像を見る限り、想像通り複雑な入換作業をしたようです。当時は、まだ103.1形がなかったのでE10.12形でしたし、F-Zug色とTEE色の客車も混在していたようです。
Duisburg Hbfでの入換作業では、牽引機関車の110.12形やV200.0形の他にV90形、V100形が当たったようです。
また、この映像で発見したことは、ちょうどEp.IIIとEp.IVの端境期でもあったことから、混在していたF-Zug色とTEE色の62形客車が組成し直すと、TEE Rheingoldは全てF-Zug色、TEE Rheinpfeilは全てTEE色になったようです。(但し、1967年ダイヤでも131形食堂車が足らず、152形で代用された編成もあったので必ずしも統一されたカラーではなかったとは思います)
興味深いのは、TEE RheinpfeilのDortmund Hbf - Duisburg Hbfにはドームカーが2両連結されています。(ドームカーは、厨房がないため基本的に食堂車とペアで組成されるのですが、この区間は食堂車は1両のみ)
メルクリンH0からは全ての機関車と客車がリリースされていますので、この入換作業の再現も可能ですね。レイアウトさえあればですけど...w
DB 101 064 “160 Jahre Märklin” [欧州鉄道]
今朝、メルクリンの広告機関車「160 Jahre Märklin」(メルクリン160周年)が実車で登場したニュースが入ってきました。以下は、そのサイトへのリンクです。
DB 101 064 “160 Jahre Märklin”
車体は基本がVerkehrsrotのままで側面に過去のメルクリンカタログの挿絵(V200.0形など)がレイアウトされています。
暫くすれば、メルクリンからH0モデルなどの告知がされると思われます。
DB 101 064 “160 Jahre Märklin”
車体は基本がVerkehrsrotのままで側面に過去のメルクリンカタログの挿絵(V200.0形など)がレイアウトされています。
暫くすれば、メルクリンからH0モデルなどの告知がされると思われます。