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[Vinyl 091] Time and Place / 高橋幸宏 [Vinyl]

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高橋幸宏の初ライヴアルバム「Time and Place」です。この頃のユキヒロの音作りには、ロマンチシズムと乾いたドラムのリズムが一体となった独特の魅力があり、私も彼のライヴに足を運んだことを覚えています。このライヴは1983年のもの。この1枚でYMOではない彼の別の顔を聴くことができます。

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なお、このレコードはカラーで緑色がなんともクリームソーダっぽい感じですw

Discogs: Yukihiro Takahashi ‎– Time And Place
タグ:yen 高橋幸宏
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[Vinyl 090] Computerwelt / KRAFTWERK [Vinyl]

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久しぶりのアナログレコードの紹介です。
昨日、KRAFTWERKの創設者メンバーの1人Florian Schneiderが5月6日に亡くなったとのニュースが届きました。

私が中学生から歌謡曲やアイドル(当時は、中3トリオやらピンクレディ、キャンディーズなどが人気でした)にはさほど興味がなく、高校まではクラシックばかり聴いていたところにYMOが私の感性にドストレートに入り込み、彼らが影響を受けたグループとして知ったのがKRAFTWERKでした。早速彼らのアルバムを聴きこみ、アルバムを買い、来日コンサートに足を運び..とすっかりハマっていったのでした。彼らの紡ぐサウンドは、ニューウェーヴとかテクノという新しいジャンルの中心にあり、同じジャンルから様々なアーティストが出てきた1980年代でしたが、KRAFTWERKの揺るぎない音作りは、どこか他のアーティストとは別の何かを持っていると感じていました。それがドイツ的なのか、彼らならではなのかはわかりませんが、何か芯の通った強さみたいなものを感じています。
無名時代は、コンサートを開くと不評でモノを投げられてとか聞きますが、それでも彼らは基本的な音作りを変えなかったのは、音作りに自信があったからでしょう。彼らがいたからこそ、YMOもあったし、OMDもCAMOFLAGEもあった...と言えます。

前段が長くなりましたが、このレコードは、COMPUTERWELTの12'シングル盤です。特にアルバムのバージョンをリミックスしたわけでもなくドイツ語盤らしいそのまま収録した45rpmです。
最後になりましたが、Florian Schneider 氏のご冥福をお祈りいたします。

Discogs: Kraftwerk ‎– Computerwelt
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[Vinyl 089] Sometimes / Erasure [Vinyl]

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Erasureの12'シングルSometimesです。前回紹介したアルバム「THE CIRCUS」にも収録されている楽曲の12' REMIXになります。

アルバムはちょっと凝ったジャケットなのに、何故かこのシングルのジャケットは真っ白で穴開き。レコードレーベルで中身が確認できる手抜きのような印象です。
しかし、今Discogsでこのレコードを検索したところ、ちゃんと絵のついたジャケットでした。レコード盤は同じもの。はて、購入した時はどうだったのだろう?遥か30年も前のこと。覚えているはずもありません。ただ、輸入盤のシングルレコードのジャケットは薄いものも多く、別に購入したブランクのジャケットにレコードを入れて保管したものもあるので、そのうちの1つかも知れません。だとすればジャケットは紛失しているようです。

収録されている曲については特にアルバムより印象深いというわけでもなく...。この時は好きだったから出れば買うみたいな感じでした。
当時のErasureらしいサウンドを楽しめます。なので酷いとかそういう評価ではありません。

Discogs: Erasure ‎– Sometimes
タグ:Erasure MUTE
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[Vinyl 088] THE CIRCUS / Erasure [Vinyl]

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毎日毎日、ラジオやテレビから流れてくるニュースは、暗い話題ばかりです。それも世界中が同じ感染症の蔓延によるもの。家からなるべく外に出ない方が良いと言われてもできることは限られます。

さて、そんな中で聴いてみたのがErasureのTHE CIRCUSです。カラフルなジャケットは元気が出そうです。このジャケットは表面の中央に穴が空いていて赤い「e」はレコードスリーブです。中々凝った作りになっています。

久しぶりに聴いてみると、Vinvce Clarkeらしい単調なテンポに軽快でわかりやすいメロディ。聴いていて身体が揺れ動きます。

聴いているときは、陰鬱な気分から逃れられます。それも音楽の力ですね。
そう言えばこのErasureや他の私がここで紹介してきた沢山のアーティストは英国やドイツなど欧州が多いのですが、今が彼らの国々にとっても大変な時期です。彼らは無事なのでしょうか。

Discogs: Erasure ‎– The Circus
タグ:Erasure MUTE
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[Vinyl 087] Dreaming (Extended mix) / OMD [Vinyl]

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OMDの12'シングルDreaming (Extended mix)です。
これは、OMDのBest of OMDというベスト盤アルバムからシングルカットされたものですが、若干の変化をつけたRemix仕様がA面に収録されています。

Dreamingは、小気味好いテンポの曲で、OMDらしいポップな一面を覗かせる楽曲です。そもそもOMDの魅力は心の奥底にある暗さを楽曲に反映させたところが私は惹きつけられたのが発端ですが、こうして彼らのサウンドと長く付き合ってくると、様々な面を聴くことができます。この曲は暗さは感じさせないものの、やはりOMDらしさを感じられます。

1980年代に多く出現したエレクトロポップのアーティストは、その後いなくなったり、曲調に変化が出たり..と、40年後の2020年となった現在は進化を遂げてきましたが、OMDとKRAFTWERKは相変わらずブレずに同じ世界を突き詰めているところが私も彼らから目が離せない要因になっています。

Discogs: Orchestral Manoeuvres In The Dark ‎– Dreaming
タグ:OMD Virgin
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[Vinyl 086] DAS MODELL / KRAFTWERK [Vinyl]

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KRAFTWERKの「DAS MODELL」です。

昨日アップしたKRAFTWERKのTHE MAN MACHINEは日本盤レコードのため、英語ヴァージョンでした。KRAFTWERKは、当時としては珍しく?ドイツ語歌詞が基本ながら、世界市場を視野に入れていたためか英語ヴァージョンもあり、ヒットを飛ばしてからはおそらく英語ヴァージョンの方が売上はあったように思います。

しかしながら、やはりドイツ語ヴァージョンが私にはしっくりくるようで、昨日紹介したアルバムからのシングルカットされた12'(45rpm)のTHE MODELLのドイツ盤を後に西新宿の輸入レコード店街で買いました。それが画像のジャケットです。

私がよく聴くDEPECHE MODEの12'盤はアルバムのオリジナルをリミックスしたダンスヴァージョンなどが多いのですが、KRAFTWERKはSIDE1にドイツ語の「DAS MODELL」で、SIDE2は(アルバムに収録されているのと同じ)英語版の「THE MODEL」です。
ドイツ語ヴァージョンは、歌詞がドイツ語であるだけではなく、途中1ヶ所だけ、声を変えて強調しているヴォーカルがあります。比較的スローテンポで単調なリズムのこの曲の途中で英語版はそのまま最後まで流れてしまうのに対してドイツ語版はこの強調部分があるために良いアクセントとして効いています。

Discogs: Kraftwerk ‎– Das Modell
タグ:EMI KRAFTWERK
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[Vinyl 085] THE MAN MACHINE / KRAFTWERK [Vinyl]

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日に日にCOVID-19のパンデミックが深刻になる中、暗い気持ちを紛らわせるのには丁度良さげなレコードを出しました。

KRAFTWERKのTHE MAN MACHINE(邦名「人間解体」)です。私が初めて彼らの楽曲を聞いたのが高校生時代にアルバムTRANS EUROPE EXPRESSにある「Showroom Dummies」を流したサントリーウィスキーのTVCFだったのですが、その後は彼らがドイツで当時最も先進的かつ実験的な音作りをしていてYMOも彼らにリスペクトしている話も聞いて、更に興味を持ったこともあり、このレコードの購入に至りました。そのため、輸入レコードのお店も当時知らなかった私は近所にあるフツーのレコード店でこの一枚をゲットして良く聴いていました。

1970年代の彼らのサウンドは温かみのある無機質という印象です。この温かみと無機質は相反するようですが、彼らの手に掛かると柔らかくメロディアスな旋律が無機質で単調なリズムに載り、独特の世界観を醸し出しています。しかもその旋律は実にヨーロッパ的な優雅さをも持ち合わせていると感じ、お気に入りになりました。レコードで聴けるようになって、随分長いブランクがあったのですが、今聴いてもちっとも古臭くなく、明快で小気味良いサウンドに酔いそうになっている自分に気づきます。

話は逸れますが、私が学生時代住んでいたカールスルーエにZKMという先端芸術大学が出来、デザインや音楽の最先端を研究、発信する場所として脚光を浴びていました。そこにはドイツの名だたるデザイナーやミュージシャンが集まり教鞭を執っていたのを思い出します。インダストリアルデザインは当時世界で最も脚光を浴びていたフロッグデザインのエスリンガー氏が担当、音楽はクラフトワークから誰だったかが担当していたと聞いています。

私が通っていたフォルツハイム造形大学もドイツで唯一のトランスポーテーションデザイン専門教育を受けられる場として世界中から学生が集まる大学として、そこそこ名を馳せていましたが、ZKMの開学で同じ場所に住んでいた私はちょっとその環境に羨ましさを覚えたのでしたw

Discogs: Kraftwerk ‎– The Man Machine
タグ:EMI KRAFTWERK
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[Vinyl 084] A Question Of Lust | DEPECHE MODE(ドイツ盤) [Vinyl]

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再びDEPECHE MODEです。しかも前回と同じタイトル「A Question Of Lust」の12'シングルでドイツ盤です。前回のはUK盤なのですが、UK盤との違いは、B面にライヴ録音の音源があることです。

B面のライヴは以下の通り、
B1 If You Want (Live)
B2 Shame (Live)
B3 Blasphemous Rumours (Live)

この3曲を聴きたいために購入したのでしょうが、既に30年も前のことですから忘却の彼方です。それほど、このタイトル曲にハマっていたことだけは確かですが..。

このライブの3曲はおそらく私も東京で聴いたツアーの時のものだろうと想像できますが、聴いていると若かった当時のことを思い出します。

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Discogsには勿論このアナログレコードのデータがあるのでリンクしていますが、このページには現在価格の最小値-平均値-最大値が記されています。このレコードがカラーレコードというのもあるのかも知れませんが、びっくりするほどの高値で取引されているようです。

Discogs: Depeche Mode ‎– A Question Of Lust

残念ながら、現在このレコードはAMAZONでは見つけることができませんでした。
タグ:Depeche Mode MUTE
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[Vinyl 083] A Question of Lust | DEPECHE MODE [Vinyl]

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DEPECHE MODEの12'シングル盤の"A Question of Lust"です。前にこの曲が入っているアルバム"BLACK CELEBRATION"でも記しましたが、作曲を主に担当しているM.L.GOREのボーカル曲がシングルカットされたものです。

この曲ももちろん自身の作曲ですが、彼の作るサウンドは一貫した重さと暗さの中にメロディアスな旋律があって、他の曲とは一線を画しているのですが、そこに流れているDMらしさが失われていないところに惹かれます。

2曲目以降は、マイナーな旋律が続くのですが、おそらく一般受けはしないであろう音色です。Christmas Islandや、B面のIt Doesn't Matter Two (Instrumental)などもそうですが、これらの旋律の魅力はハマらないと理解しにくい..でもハマると麻薬のような引き込まれ方を感じてしまいます。今もってしてもです。

Discogs: Depeche Mode ‎– A Question Of Lust
タグ:MUTE Depeche Mode
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[Vinyl 082] Black Celebration | DEPECHE MODE [Vinyl]

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DEPECHE MODEの5枚目のアルバム「Black Celebration」です。1986年のリリースなので私が日本での大学を卒業し、就職してすぐの頃か。

彼らの楽曲は1枚目のSpeak & SpellでVince Clarkeのポップなシンセ中心の曲調から2枚目以降は作曲がMartin L. Goreに変わり、より重厚で深みのある楽興に変わりゆく中で、DEPECHE MODEとしてのアイデンティティも2枚目から徐々に変化がありました。このアルバムは西ベルリンのハンザ・スタジオでの収録ですから、彼らは東西ドイツの分断と緊張感の中での影響が彼らのサウンドにも影響している..と私はかねてから思っています。

特にこのアルバムは、それ以降のDMの方向性に指針が出来たのではと思える音作りになっているような気がしています。特にDMのボーカルがDavid Gahnにも関わらず、作曲者であるMartin自ら歌うバラード調のA Question of Lustが秀逸でこの曲にハマっていた時期がありました。
とにかく未だに古さを微塵も感じさせない名盤の1枚ではないかと個人的に感じる1枚です。

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タグ:Depeche Mode MUTE
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