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DER RHEINGOLD-EXPRESS [欧州鉄道]

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ゲッピンゲンで開催される鉄道模型の祭典IMAも近づいてきて、日本からも友人知人が数名現地に行くようで羨ましい限りですが、そこで発表される予定のS3/6の"Hochhaxige"の美しい車体のモデルに私もちょっと釘付けになっています。

...ただ、このオリジナルのバイエルン王国鉄道仕様はEp.Iは流石に客車モデルも同じ仕様を揃えるべきですし、Ep.IIIが主体の私には、この後の展開に期待しています。
しかしながら、この機関車自体は戦後ほとんどすぐに廃車解体されたので、活躍の時代はEp.IとEp.IIになるのではと思います。

そこで注目したのが、Ep.II(DRG)時代のドイツの花形看板列車FFD 101/102 Rheingold-ExpressがBR18.4牽引であったことと、ここに2m動輪のHochhaxge BR18.4機関車が存在していたことが確認できた写真が掲載されている本を紹介したいと思います。

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[Vinyl 065] Servant & Mastermix / Various [Vinyl]

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このレコードも西新宿界隈の輸入レコード店街で見つけたものと思われます。ジャケットで買ってしまいました。
タイトルは、Master & Servantではなく、「Servant & Mastermix」です。
しかし、内容はA面がDEPECHE MODEとYazooのメドレー。B面が当時の流行のサウンドを集めメドレー形式でミックスしたもの。ジャケットも中身もパクリの1枚です。おそらく海賊版だと思います。レコードレーベルは真っ白でどっちがA面か分からないというのも、海賊版ならでは。ジャケットは表裏が同じなので写真は1枚だけアップしました。
とはいえ、ミックスは割と格好良く、どこぞのクラブでは、レコードを変えずにこのまま流せるのではないか?という感じです。

それでもDiscogsサイトのお陰で、このレコードの情報がある程度わかります。
A面は33 1/3rpm、B面は45rpmというのもなんだかな感じです。

Discogs: Various ‎– Servant & Mastermix
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ミュンヘン中央駅のIC3 / DSB [欧州鉄道]

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画像の写真、一見するとあまり違和感のないDSB(デンマーク国鉄)のIC3に見えることと思います。この写真を撮影したのは、確か1996年だったか。当時ミュンヘンと郊外を結ぶBayerische Oberlandbahn(BOB)が民営化され、新しく車両を導入する案件がありました。私の職場であったPFA社はABB社と組んでこのIC3のベース車両であったFlexlinerを売り込むために、BOBの関係者などを招待してIC3をミュンヘン中央駅からPFAのあるWeiden i.d.Opfの本社工場まで特別列車を走らせるという計画を立て、それが実施されました。
この写真は、この時ミュンヘン中央駅で撮影した普段見ることが出来ないIC3です。

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タグ:ABB DB PFA IC3 DSB bob
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[Vinyl 064] Blasphemous Rumours / DEPECHE MODE [Vinyl]

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DEPECHE MODEです。12'シングル盤でタイトルは「Blasphemous Rumours」(冒涜の噂?)です。
このレコードジャケットも、Master & Servantと同じデザインで踏襲されています。但しクサリはありません。

A面はこの曲だけで45rpm、B面は以下の楽曲がライブで収録されています。

B1 Somebody
B2 Two Minute Warning
B3 Ice Machine
B4 Everything Counts

以上4曲も収録されているので33 1/3rpmになっています。

このライヴは1984年9月29日のリヴァプールのエンパイア・シアターの公演とのこと。
この収録曲の中で3曲目のICE Machineは、初めてこのレコードで聴きました。V.Clarkeの作曲なのでDM初期の作品でしょう。

Discogs: Depeche Mode ‎– Blasphemous Rumours
タグ:MUTE Depeche Mode
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Märklin TV Extra - Folge 28 [Maerklin-Allgemein]

3日続けて新製品S 3/6についてです。この発表に合わせて以下Märklin TV Extra がアップされました。

Märklin TV Extra - Folge 28

モデルのCAD設計からマスターモデル?の走行風景まで、開発責任者のインタビューを通して解説されています。今回のS 3/6が大動輪装備であるため、ボイラー位置が異なることや、炭水車も含めて完全に新設計で開発されたことを説明していました。実車についてもその歴史を簡単ながら説明しています。

レイアウト上をフルサウンドで発煙している走行シーンは眼を見張る美しさが醸し出されています。Ep.Iを集めていない私も心の動くモデルです。

9/13から始まるIMA ゲッピンゲンでこのモデルを発表予定のようですが、それについても最後に説明されています。

なお、当日現地時間15:00(日本時間22:00)からYouTubeのメルクリンチャンネルで秋の新製品のライヴ配信があるようです。楽しみですね。
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39436 K.Bay.Sts.B. S 3/6, "Die Hochhaxige"(ちょっと詳細) [Maerklin-Lok]

昨日の当ブログで、突如の告知となったメルクリンH0のS 3/6機関車についてお伝えしましたが、このS 3/6形(後のBR 18.4)は、メルクリンH0では定番モデルの1つで、またS 3/6?と思われたファンもいらっしゃったかも知れません。

この新しいS 3/6形モデルのメルクリン特設ページには、冒頭に長々とこの機関車についての解説が記されていますが、ここを読むと漸くこのモデルが「新しいS 3/6モデル」と言うことに気づくことができます。このように記している私もその1人です。

このモデルのプロトタイプとなったS 3/6は、1908年7月にマッファイ社から登場したことから始まります。1911年までに16機の同機が落成し、1912/1913年には18機(3624-3641)の落成を見ることになります。この18機は、それまでの直径1,870mmの動輪に対して、直径2mの大動輪を持つS 3/6形となりました
つまり、同じS 3/6形でも特徴的な動輪を含む幾つかの形態が異なる機関車の登場となったわけです。

今回発表された「Die Hochhaxige」と言う愛称を持つS 3/6形(機番3624)は、この2m動輪を持つ機関車をプロトタイプとしたモデルになります。これまでメルクリンから登場したS 3/6形モデルはいずれも1,870mm動輪をプロトタイプとしていましたので、完全新開発で製造するに相応しいモデルと言えると思います。

S 3/6形の大まかな特徴としては、動輪径とキャブ形状の違いで3種の違いの見分けがつけられます。

1. 動輪 1,870mm、キャブの前妻面が尖っているタイプ
2. 動輪 1,870mm、キャブの前妻面が平面タイプ
3. 動輪 2,000mm、キャブの前妻面が平面タイプ

メルクリンH0でリリースされているS 3/6形は、「1.」と「2.」です。今回のモデル(39436)は、「3.」に当たります。

この2mの巨大動輪を持つS 3/6は、長距離ランナーとしての性能が優れていて、急行列車としてノンストップでMünchen - Würzburg (277 km / 3:20 h) を、また München - Nürnberg (199 km / 2:15 h)で走りました。

DRG時代になると、制式機関車としての新しい形式が与えられBR 18.4となりました。この機関車が与えられた機番は18 441 - 458で、長距離列車の運用に当たったようですが、第2次大戦後はそのほとんどが早期に廃車となり、唯一例外として18 451が1950年2月からゲッチンゲンの機関車試験機関所属となり、1951年5月2日に2階建客車を牽引してハンブルグ - ミュンヘン(約820Km)を途中機関車交換なしで走破する偉業を余裕で成し遂げたとあります。
DRG時代にこれら2m動輪の18.4形機関車の一部は看板列車のRheingold-Expressの牽引に当たりました。(18 447の牽引するFFD 102を1928年撮影写真で確認済み)

1952年4月には試験機関所属から外され、1958年までインゴルシュタット工場に留置。
現在は、ミュンヘンのドイツ博物館に展示されているとのことです。

少し話題は逸れますが、2009年のTRIX H0新製品(T22040/機番3624)として、同形機関車が発表されました。しかし、この年はメルクリン社が破綻した年で、どうやらこの機関車はリリースされなかったようです。(TRIXサイトで番号検索しましたが出てきませんでした)
この機関車のパンフレット写真ではボイラーが樹脂製だったので、今回のモデルはこれとは別に設計し直したものと考えられます。

そう言う意味でも、今回のモデルはメルクリン社にとっても再びこのモデルがメルクリンH0/TRIX H0で全金属製で蘇ると言うこともあって、メルクリン社の再生を象徴するモデルとも言えるのかも知れません。(TRIX H0モデルの製品番号はT22403です。)

Special thanks: Y.K.さん

参考サイト:
Schnellzuglokomotive Gattung S 3/6 / Deutsches Museum

参考文献:
DER RHEINGOLD-EXPRESS A.B.Gottwald/E. Bündgen著 / Motorbuch Verlag Stuttgart
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39436 K.Bay.Sts.B. S 3/6, "Die Hochhaxige" と客車群 [Maerklin-Allgemein]

昨日、メルクリンH0/TRIX H0より突然の新製品の告知がありました。

Schnellzug-Dampflokomotive, S 3/6, "Die Hochhaxige"| Art.Nr.39436

モデルはバイエルンのS 3/6形(Ep.I)で、以下のハイライトが公式ウェブサイトに記されています。

- 大きな駆動輪
- 照明付き運転台のディテールフルな表現
- 透かしの台枠付きの精密な金属製駆動部

S 3/6形機関車は、メルクリンでは以前から定番アイテムの1つでした。今回も再びの登場ですが、完全な新設計モデルで、画像を見る限りキャブ内を始め確かにディテールは今までないほど充実したモデルになっているようです。
モーターは5極でmfx+デコーダー仕様とのことです。

合わせて用意された4両の客車群もバイエルン王国鉄道仕様で3両の座席車と1両の荷物車で構成されています。機関車と客車群のPDFパンフレットは、英語/ドイツ語版、フランス語/オランダ語版の2種、TRIX H0モデルとともにこのページからリンクされています。

これらは、9/13日から開催されるIMA会場で秋の新製品発表と同時にモデルのお披露目があると思われます。
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[Vinyl 063] Master & Servant (An ON-USound Science Fiction Dance Hall Classic) / DEPECHE MODE [Vinyl]

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これもDEPECHE MODEの「Master & Servant」の12'シングルです。限定盤として発売されたものです。もちろんRemixで、(An ON-USound Science Fiction Dance Hall Classic)という長い名称が付けられています。

これも、今までのレコードと同じタイトルということもあって買わずにはいられなかったレコードですが、その頃から限定版やRemixなどDEPECHE MODEメンバーが楽曲に関わらない別の人物によって原曲をダンス風にしたりテンポを変えてみたり..と、いわゆるヴァージョン違いのレコードリリースで商売しているのだな.と気づいたのはそれから随分経ってから。ファンであるとコレクター魂も手伝って買ってしまう。

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特に私は前回も述べたとおり、楽曲の他、ジャケットのデザインも購入動機になってしまうので始末に負えない。このジャケットは、一見、クサリの絵がないように見えますが、実はプレスしてあって、斜めに見れば影がついて浮かび上がってきます。
色もシンプルで力強く美しいし、レーベルもUS盤とは違い良い感じです。

で、肝心の楽曲はリミックスされたサウンドが結構過激で、当時流行っていたディスコでは良く使われていたのかも知れません。(私個人はディスコやクラブで聴いたことはないですけど)

Discogs: Depeche Mode ‎– Master And Servant (An ON-USound Science Fiction Dance Hall Classic)




タグ:Depeche Mode MUTE
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42972 DB ARDmz106 / Ep.IV(実車とモデル) [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ 手ブレーキ側

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▲ 非手ブレーキ側

以前、当ブログでこのモデルについて記事を記しましたが、記事のテーマがモデルそのものというより、テーブルランプを取り付けた様子を記していたので、今回は27cmTEE客車モデル末期の登場となったこのバー車の実車とモデルそのものについて改めて記してみたいと思います。

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[Vinyl 062] Master And Servant / DEPECHE MODE [Vinyl]

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DEPECHE MODEの「 Master And Servant」の12'シングルで、前回の12'シングルとは同じ楽曲ながらバージョン違いです。そしてこれは、US盤の"U.S. Black & Blue Version"です。
収録曲は以下の通りです。

A1 Master And Servant (U.S. Black & Blue Version)
B2 (Set Me Free) Remotivate Me (12" Mix)
B3 Are People People?

このシングルレコード、DEPECHE MODEということもありますが、このオリジナルを収録したアルバム、「Some great reward」から統一されたロゴとグラフィックデザインに惹かれていました。リリースされた1984年当時は、美大学生でプロダクトデザインの学生だった私もプレゼンなどで参考になるグラフィックスをアンテナ張って探す日々でもありましたが、どうも日本のグラフィックスには今一歩しっくりするものがなかったので、参考にしたのが、メルクリンのグラフィックスやこうしたレコードジャケットでした。特にDEPECHE MODEが私のお気に入りで、ジャケットのグラフィックスが変化するたびに色や構成にリスペクトして参考にしていました。

このジャケットもバージョン違いを色と若干の文字の入れ替えで統一感のある違う収録曲であるという作り手側の訴求が秀逸と感じています。ただし、これはUS盤なのでレコードレーベルはSIREの共通のもの。この辺りはMUTEのUK盤やドイツ盤の方がオリジナリティとジャケットとの親和性があり、好みでした。
つまり、私にとっては楽曲とジャケットの両方が私の好みに合っていると上に、グラフィックスの勉強もできたという1枚で3回ぐらい美味しいレコードでした。

サウンドの内容は、リミックスですので好みではありますが、さほど特筆に値するものではないです。

Discogs: Discogs:Depeche Mode ‎– Master And Servant (U.S. Black & Blue Version)


タグ:SIRE Depeche Mode
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