[Vinyl 086] DAS MODELL / KRAFTWERK [Vinyl]
KRAFTWERKの「DAS MODELL」です。
昨日アップしたKRAFTWERKのTHE MAN MACHINEは日本盤レコードのため、英語ヴァージョンでした。KRAFTWERKは、当時としては珍しく?ドイツ語歌詞が基本ながら、世界市場を視野に入れていたためか英語ヴァージョンもあり、ヒットを飛ばしてからはおそらく英語ヴァージョンの方が売上はあったように思います。
しかしながら、やはりドイツ語ヴァージョンが私にはしっくりくるようで、昨日紹介したアルバムからのシングルカットされた12'(45rpm)のTHE MODELLのドイツ盤を後に西新宿の輸入レコード店街で買いました。それが画像のジャケットです。
私がよく聴くDEPECHE MODEの12'盤はアルバムのオリジナルをリミックスしたダンスヴァージョンなどが多いのですが、KRAFTWERKはSIDE1にドイツ語の「DAS MODELL」で、SIDE2は(アルバムに収録されているのと同じ)英語版の「THE MODEL」です。
ドイツ語ヴァージョンは、歌詞がドイツ語であるだけではなく、途中1ヶ所だけ、声を変えて強調しているヴォーカルがあります。比較的スローテンポで単調なリズムのこの曲の途中で英語版はそのまま最後まで流れてしまうのに対してドイツ語版はこの強調部分があるために良いアクセントとして効いています。
Discogs: Kraftwerk – Das Modell
Rkmp 656 モデル(46286)記事をリニューアルしました [アナウンスメント]
表題のページの記事に新しく画像を加えて以下リニューアルしました。
46286 DB Rkmp 656 / Ep.IV
この記事を改めて記述しながら、この当時の私のストライクゾーンに直球であった怒涛の新製品の登場に心躍らせた記憶が残っています。特にこの「DAS WERK」シリーズの一連のモデル群はメルクリンH0とTRIX H0モデルの両ブランドからリリースされたことで、編成化も容易になり魅力が増しました。しかし、その後はメルクリン社の破綻もあって、こうしたシリーズモノはリリースされていません。この時のような大量の製品リリースはファンとしても限られた予算の中で全て購入するのが難しくなりますから、毎年少しづつ小出しでリリースすれば、10年程度で充実したラインナップに仕上がると思います。多くの私以上の世代のドイツ人には、「いつかはメルセデス」という意識が強いですから、このEp.IV時メルセデス・ベンツに関わるモデル展開は、「DAS WERK」シリーズの続きとして今後リリースして欲しいです。
あと、このモデルの実車について調べ上げていないので中途半端な記述ですが、分かり次第加筆してゆこうと思っています。
[Vinyl 085] THE MAN MACHINE / KRAFTWERK [Vinyl]
日に日にCOVID-19のパンデミックが深刻になる中、暗い気持ちを紛らわせるのには丁度良さげなレコードを出しました。
KRAFTWERKのTHE MAN MACHINE(邦名「人間解体」)です。私が初めて彼らの楽曲を聞いたのが高校生時代にアルバムTRANS EUROPE EXPRESSにある「Showroom Dummies」を流したサントリーウィスキーのTVCFだったのですが、その後は彼らがドイツで当時最も先進的かつ実験的な音作りをしていてYMOも彼らにリスペクトしている話も聞いて、更に興味を持ったこともあり、このレコードの購入に至りました。そのため、輸入レコードのお店も当時知らなかった私は近所にあるフツーのレコード店でこの一枚をゲットして良く聴いていました。
1970年代の彼らのサウンドは温かみのある無機質という印象です。この温かみと無機質は相反するようですが、彼らの手に掛かると柔らかくメロディアスな旋律が無機質で単調なリズムに載り、独特の世界観を醸し出しています。しかもその旋律は実にヨーロッパ的な優雅さをも持ち合わせていると感じ、お気に入りになりました。レコードで聴けるようになって、随分長いブランクがあったのですが、今聴いてもちっとも古臭くなく、明快で小気味良いサウンドに酔いそうになっている自分に気づきます。
話は逸れますが、私が学生時代住んでいたカールスルーエにZKMという先端芸術大学が出来、デザインや音楽の最先端を研究、発信する場所として脚光を浴びていました。そこにはドイツの名だたるデザイナーやミュージシャンが集まり教鞭を執っていたのを思い出します。インダストリアルデザインは当時世界で最も脚光を浴びていたフロッグデザインのエスリンガー氏が担当、音楽はクラフトワークから誰だったかが担当していたと聞いています。
私が通っていたフォルツハイム造形大学もドイツで唯一のトランスポーテーションデザイン専門教育を受けられる場として世界中から学生が集まる大学として、そこそこ名を馳せていましたが、ZKMの開学で同じ場所に住んでいた私はちょっとその環境に羨ましさを覚えたのでしたw
Discogs: Kraftwerk – The Man Machine
4157 DBP Post mrz / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]
▲ 車両左端が手ブレーキ側
▲ 車両左端が非手ブレーキ側
その後、別の友人からPost mrz車両(4157)の画像を提供していただけたので、こちらも紹介したいと思います。
実車については、同形車両(4280)で触れたのですが、ここでは車体番号から紐解く同番号の歴史のみ記したいと思います。
[実車について]
UIC車体番号は、50 80 00-95 076-8です。この車両はBremenのHANSA Waggon社*にて1975年3月に73 076として落成しました。Ep.VのDBAG時代には、 Dmz 995に仕様変更されています。1997年5月末には廃車されました。
[モデルについて]
このモデルは、初めて同形式モデルがリリースされた1981年から83年までの3年間リリースされました。その後は短い台車を装着した改良版モデルが翌年から89年までの6年間リリースされ長く市場に供給されたモデルの1つです。1990年からは、製品番号を4280に変更してクローズカプラー装着の仕様でリリースされています。他に裾色が黒色であるのが特徴でしょうか。なお、製品番号4157としては、1993年と98年の2年間はChromoxidgrün色でリリースされています。
車体のDBPのポストホルンマークは明快で秀逸なデザインだと思います。最近は見掛けませんが、日本で発売されているステーショナリーのマークにこのポストホルンを記した封筒などがあったのを覚えています。
このモデルには、4280とは異なる番号「73076」が表記されていますが、どうやらこれはPostの固有車体番号のようです。UIC表記は別途表記されているため、この車両は2つの独自番号を持っているということです。(下3桁の076はUIC番号と統一しています)
UIC表記のある車体両面の画像です。表記の位置が異なるのは、窓下にルーバーがあるためと考えられます。もちろん4280とは番号が異なります。これも最高制限速度200Km/h仕様をプロトタイプにしたモデルです。
車端部です。ちょっと残念な発見をしてしまいました。おそらく金型の共通化に起因している問題と思われますが、尾灯の位置がUIC-X客車と同じ位置にあります。Post mrzの実車はN-Wagenと同じ低い位置にレイアウトされています。
27cmモデルが段々と28,2cmモデルに代わられてゆく中で、このPost mrzもそろそろ新しいスケールでの登場が期待されます。その時は是非正しい尾灯の位置で登場して欲しいと願わずにはいられません。(28,2cmの135形食堂車が実際と異なり低い位置にレイアウトされていない問題点があるので、ちょっと心配しています)
リリースされる時はPost InterCityとして数両がセットになっているのが良さそうです。
*) HANSA Waggon社:HANSA Waggonfabrik GmbH
参考文献:Post mrz /「Wagen」Das Archiv der deutschen Reisezug- und Güterwagen, GeraNova Verlag
26610 DRG 61 001 / Ep.II [Maerklin-Lok]
久しぶりに機関車モデルを紹介します。第2次大戦前のドイツの鉄道技術の最高峰はいくつかあり、ハンブルグ-ベルリンを結ぶ最速気動車SVT877 "Fliegender Hamburger" や流線型カウルを持つBR05もその中の1つですが、これはベルリン-ドレスデンを結ぶ流線型機関車61形です。この機関車には数々の最新の技術のアイデアが詰め込まれているのですが、それらに触れてゆきたいと思います。
[実車について]
この機関車は2'C2'の軸配置ながらテンダーを持たない機関車です。その理由は、ベルリンとドレスデンを結ぶ際に始発・終着駅で牽引機関車をターンテーブルで転回させず、そのまま客車の反対側に連結させて後進運転で同じ最高速度で走らせる性能を持つことが特徴です。それに伴い始発・終着駅での待ち時間を最小限に抑えることができます。同時期に似た形態で登場した北ドイツのLBEの2階建列車は、プッシュプル方式でしたから、連結・解放時間の手間も必要ありませんでしたが、いずれも新しい技術のため、4両の客車を牽引するHWZは前方機関車で試したのかも知れません。
また、その連結や解放の時間短縮のために世界初の自動連結器(Scharfenberg-Kupplung)をHWZの機関車と客車の双方に装備されています。この自動連結器構造は現在まで引き継がれていることや、世界の鉄道にも大きな影響を与えた技術の1つでしょう。(61形は1942年に通常のスクリューカプラーに換装されています)
それまでの蒸気機関車の常識を覆すコンセプトで出来たこの機関車は、製造がKasselにあるHenschel社で、1935年に落成しました。この機関車と組む専用客車はWegmann社で製造されたので、Henschel-Wegmann-Zugと呼ばれています。
一方、この機関車の2機目である002号機は、1939年の落成で全長の他、シリンダ数、デフレクタが新たに付けられているなど仕様も異なりました。
1936年に001号機はBerlin - Dresdenを1日2往復走りました。最高速度は175Km/hだったようです。当時の01形や03形の牽引する列車が最高速度130〜140Km/hであったことを考えれば、速度向上は大きな恩恵であったに違いないでしょう。しかし、この時期から終戦まではドイツにとって暗黒の時代とも言えるかも知れません。ベルリンとドレスデンの両都市は、戦争によって大きな被害を被りました。
戦後は、旧西独の英国領域に残りましたが、1952年に廃車、57年には解体されています。002号機は旧東独のソ連領域にあり、1958年に廃車、台枠や動輪などの主要部分は流用され、18 201になっています。
[モデルについて]
このモデルは、特徴的な美しい流線型スタイルで米国のミドセンチュリー時代の流行スタイルとは一線を画した形状です。それは単に造形的な美しさというより理詰めで出来上がった機能美と言えるものでしょう。
画像は上から俯瞰したところです。直径2,3mの動輪を3つ持つ機関車ですが、ほとんどフルカバーでカウリングされているので、機構を眺めることは出来ません。一方で、DRGの優等列車だけに許された紫とベージュの塗装を蒸気機関車に塗装してしまうところは、フルカウルボディならではです。旧満鉄のタブサ形機関車もこの機関車にリスペクトしたらしく、同じようにフルカウル、テンダーレス、ツートンカラーでした。
キャブ窓下の表記は形式のほか、所属機関区名、直近ブレーキ検査日などが精彩に印刷されています。
シリンダ付近には、KasselにあるHenschel社の銘板が印刷されています。今一歩シャープに撮影出来ずぼやけています。
正面から観たところです。先に記した旧満鉄のタブサと造形がよく似ています。個人的にはスラントしていないスマートなプロポーションの61形の方が好みです。
機関車を裏返すと、この機関車の軸配置がわかります。先台車の1位側と2位側が同じもので、その間に3軸の動輪がありますが、R1を通過できるように3軸の動輪が固定されておらず左右に振ることが出来ます。上画像は動輪を上側に降らせた状態です。この機構により急曲線通過が可能になっています。
ファンクションは、フルサウンドのmfxデコーダーにダブルチャンバーのスピーカーx2を装着しているので音量は十分です。ただ、2005年モデルということもあって音源は限られていて、走行音の他、ホイッスルと、機械音1種のみです。他にこの機関車や05形に装着されているヘッドライト(信号灯ではない)が個別にファンクションスイッチでon/offが可能です。
この機関車はおそらく地上から眺めると相当巨大な機関車に見えるはずです。その視点に近い位置で撮影したのが上画像ですが、中々立派に見えますね。
以下YouTubeに動画をアップしましたのでご興味のある方はどうぞ。
YouTube: Märklin 26610 Insidermodell | 61 001 (HWZ) / DRG Ep.II
参考サイト:DR-Baureihe 61 / Wikipediaドイツ
4280 DBP Post mrz / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]
▲ 車両左端が手ブレーキになります。
▲ 車両左端が非手ブレーキになります。
27cmモデルのUIC-X客車など少なからず私の手元にあるにも関わらず、何故か同じシリーズである郵便車両が手元にありません。特に今回まとめを作るにあたって、郵便専用列車(Post IC列車)として急行種別も位置付けられていることを知るに至り、急に興味が湧いてきました。
そして「Postdienstwagen / DBPのまとめ」記事を公開したところ、知人からタルキスカラーのPost mrz形モデル(4280)をお持ちとのお話を頂きました。そこで無理を言って画像を何枚か提供して頂き、早速このモデルについて触れてみたいと思います。
[実車について]
1970年代の半ばにドイツ連邦郵便は、鉄道郵便車両の大半が戦前や1950年代製造の車両となり刷新に迫られていました。そこで最高制限速度140Km/h対応の新形式車両を製造することになります。1979年にはInterCityに2等車が組み込まれ、最高速度も200Km/hとなるなど、郵便車両も電磁吸着ブレーキやヨーダンパ装備を装備した200Km/h対応の同形車両も登場しました。
モデルの実車(50 80 00-95 159-2)は、1975年にLHB*社でV-Max140Km/h仕様で落成、後に200Km/h仕様に改造されています。DB AG時代にはDmz 995として形式変更されましたが、1997年5月31日付で廃車となっています。
おそらくモデルの表記ミスと思われるのは、手元資料では、51 80 00-95 159-1となっています。この違いは、RIC規格準拠の有無のようで、資料上の「51」はRIC規格準拠とされています。
[モデルについて]
このモデルは、1990年から1992年までの3年間リリースされました。特徴的なのは、ドイツの郵便500周年記念に合わせて車体に記念ワッペンが印刷されているところでしょう。1993年から1998年の6年間のモデルはワッペンなしでリリースされています。
表記類は、1990年代初頭のレベルと言えます。潰れてしまい見にくいですが、所属駅はStuttgart Hbfとなっています。画像左側の「PA Stuttgart2」は、Postamt(郵便局)の略と思われます。Stuttgart2と呼ばれる郵便局担当だったと考えられます。当時の郵便局は大抵駅前にあり、鉄道郵便の担当も兼ねていたと想像できます。「OPB Stuttgart」の表記の意味は確認できていません。
車端部裾の表記です。ここに記されている「73159」は未確認ですが、どうやらDBP所属車両としての独自番号のようです。UIC番号とは別に固有で番号が振られているようです。
裾部分の表記「↓Schalter für Schlußlicht」(尾灯スイッチ)も興味深いです。この車両の実車の尾灯は下部に位置しているのでスイッチがこのような場所にあるのでしょうね。
このモデルはPMSからリリースされているモデルも含めて様々なバリエーションがあり、何両か繋げて郵便専用のPost InterCityとして組むことができるでしょう。メルクリンからも28,2cmでそろそろリリースされても良い頃合いかな..とも思えます。
*) LHB: Linke-Hofmann-Busch GmbH, Salzgitter (現 ALSTOM)
参考文献:Post mrz /「Wagen」Das Archiv der deutschen Reisezug- und Güterwagen, GeraNova Verlag
[Vinyl 084] A Question Of Lust | DEPECHE MODE(ドイツ盤) [Vinyl]
再びDEPECHE MODEです。しかも前回と同じタイトル「A Question Of Lust」の12'シングルでドイツ盤です。前回のはUK盤なのですが、UK盤との違いは、B面にライヴ録音の音源があることです。
B面のライヴは以下の通り、
B1 If You Want (Live)
B2 Shame (Live)
B3 Blasphemous Rumours (Live)
この3曲を聴きたいために購入したのでしょうが、既に30年も前のことですから忘却の彼方です。それほど、このタイトル曲にハマっていたことだけは確かですが..。
このライブの3曲はおそらく私も東京で聴いたツアーの時のものだろうと想像できますが、聴いていると若かった当時のことを思い出します。
Discogsには勿論このアナログレコードのデータがあるのでリンクしていますが、このページには現在価格の最小値-平均値-最大値が記されています。このレコードがカラーレコードというのもあるのかも知れませんが、びっくりするほどの高値で取引されているようです。
Discogs: Depeche Mode – A Question Of Lust
残念ながら、現在このレコードはAMAZONでは見つけることができませんでした。
タグ:Depeche Mode MUTE
Postdienstwagenのまとめ [Maerklin-Allgemein]
久しぶりにEp.IVの郵便車両モデル(47360 / Post 2ss-t/13)がリリースされました。これは以前メルクリンやPMS(Post Museum Shop)などから数種類の同形モデルがリリースされていますが、こうして改めて調べると今までのメルクリンモデルには様々なDBPモデルがリリースされています。
2024年の新製品として、新設計のEp.IV時代のPost mr-a/26形が初めての28,2cm郵便車のモデルがメルクリンからUIC-X 2等/荷物合造車とのセット(42850)として、またTRIXからは単品モデル(T23150)で告知されました。この2種の表記については未確認ですが、形式の異なる郵便客車が登場したのは嬉しい限りです。
▲ BR112 + Postzug Göttingen Hbf 1988.10 *クリックすると記事に遷移します。
実車は、残念ながら当時(1980-1997)最高速度200Km/hで走っていたPost InterCityや1995年からEx ICなどの鉄道郵便事業者のDBPのDPAGへの民営化後、1999年からは傘下のDHL社コンテナ(Percel InterCity)の貨物輸送に変わってしまい、現在では日本同様郵便列車も通常列車に連結されている郵便車両もありません。上画像は、まだ鉄道郵便事業が行われていた頃のPostzug(郵便専用列車)です。
ここでは、Ep.III〜Ep.IV(DBP時代)、Ep.V(DPAG時代)にこうした鉄道郵便事業で使われていた車両のメルクリンモデル紹介のページを時代ごと、また機関車、郵便事業車の形式ごとに以下まとめてみました。
この分類で、ややこしかった郵便車の車両形式や塗装も幾分整理がつき変遷も理解が進むのではと感じています。
なお、更新を重ねたことで、漏れが少なくなってきたと考えてはいますが、もしメルクリンモデルで該当する車両がこのリストから漏れている場合はコメントなどでご指摘いただけるとありがたいです。
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[Ep.III]
Lokomotiv
36808 (PMS 64-02) | Köf II
37367 (PMS 64-01) V36 | Lok 6
37369 (PMS 64-13) V36 | Lok 3
Dienstwagen
42358 (PMS 60-05) DB PwPosti | 102 528 Kar
48583 (PMS 60-09) Post 3-c/10
42291 PMS 60-07 Bpw 4-b/15
[Post4e 4-b/21,6 (Schürzenwagen)]
43262 (PMS 60-06) Post4e 4-b/21,6 | 4926 Ffm (Flaschengrün)
49962 Post4e 4-b/21,6 | 4917 Ffm (Flaschengrün)
[Post 2-t/13]
48580(PMS 63-08) Post 2-t/13 SS | 65 857 Stg (Chromoxidgrün)
[Ep.IV]
Lokomotiv
2890 BR 290 | Lok 5 (Orange)
P3006-02 BR 290 | Lok 4 (Ozeanblau/Elfenbein)
37639 (PMS 64-15) BR 291 | Lok 4 (Ozeanblau/Elfenbein)
Dienstwagen
[Post-b/21 (Schürzenwagen)]
43260 Post -b/21 | 50 80 00-12 605-4 (Chromoxidgrün)
[Post mr-a/26](LüP: 28,2cm)
42850 Post mr-a/26 | (Chromoxidgrün)
T23150 Post mr-a/26 | (Chromoxidgrün)
[Post mrz]
4157.10 Post mrz | 51 80 00-35 067-9 (Chromoxidgrün/Beschriftung in Gelb)
4157.11 Post mrz | 51 80 00-35 067-9 (Chromoxidgrün/Beschriftung in Weiss)
4157.1-.2 Post mrz | 50 80 00-95 076-8 (Schwarz/Ozeanblau/Elfenbein)
4279 Post mrz | 51 80 00-95 147-6 (Gelb/Lichtgrau)
4280 Post mrz | 50 80 00-95 159-2 (Ozeanblau/Elfenbein)
[Post 2-t/13]
4736 Post 2-t/13 (Chromoxidgrün)
4736s (PMS1992) Post 2ss-t/13 (Olivegrün)
47360 Post 2ss-t/13 | 50 80 00-11 735-0 (Chromoxidgrün)
48579 (PMS 60-08) Post 2-t/13 (Chromoxidgrün)
[Post 2s-t/11]
2890 Post 2s-t/11 | 51 80 00-11 900-9 (500 Jahre Post / Verschmutzt)
00760-13 Post 2s-t/11 | 51 80 00-01 901-7
P4558 Post 2s-t/11 | 51 80 00-11 902-5 (Gelb Fantasie)
2890 Post 2s-t/11 | 51 80 00-01 991-0 (500 Jahre Post / Verschmutzt)
2890 Post 2s-t/11 | 51 80 00-01 992-8 (500 Jahre Post / Verschmutzt)
00760-14 Post 2s-t/11 | 51 80 00-01 992-8
2890 Post 2s-t/11 | 51 80 00-01 993-6 (500 Jahre Post / Verschmutzt)
00760-15 Post 2s-t/11 | 51 80 00-01 994-4
00760-16 Post 2s-t/11 | 51 80 00-01 995-5
00760-17 Post 2s-t/11 | 51 80 00-01 996-8
00760-18 Post 2s-t/11 | 51 80 00-01 997-7
[Sonstiges]
47362 (PMS 63-08) Post a-a (Chromoxidgrün)
48018 (PMS 60-02) Post Schiebebandwagen Hbiqss | 50 80 00-00 870-8 (Silver)
[Ep.V] / Deutsche Post AG
Dienstwagen
[Post e (Schürzenwagen)]
43269 (PMS 63-61) Post e (Deutsche Post 1997) | 51 50 00-11 703-3(P) (Chromoxidgrün)
[Post mrz]
41573-01 (PMS 63-50) Post mrz | 51 80 00-95 045-2 (Chromoxidgrün)
41573-02 (PMS 63-50) Post mrz | 51 80 00-95 110-4 (Ozeanblau/Elfenbein)
41573-03 (PMS 63-50) Post mrz | 51 80 00-95 015-5 (Chromoxidgrün)
[Sonstiges]
84419 "500 Jahre Post"
47368 (PMS 61-02) "Die erste Bahnpost"
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一般の旅客列車と異なり、鉄道郵便車両は中々実態が掴みづらく資料も限られているので、誤った理解や足りない部分も多々あるかと思いますので、ご指摘やここにないモデルの画像などがあればコメント頂ければありがたいです。
そして足りないモデルもまだまだあるはずなので更新を重ねてゆきたいと思っています。
なお、このまとめページはPCブラウザ画面では左カラムのサムネイルからリンクされていますのでいつでもアクセスが可能です。
[EDIT] 2024-04-19
[Vinyl 083] A Question of Lust | DEPECHE MODE [Vinyl]
DEPECHE MODEの12'シングル盤の"A Question of Lust"です。前にこの曲が入っているアルバム"BLACK CELEBRATION"でも記しましたが、作曲を主に担当しているM.L.GOREのボーカル曲がシングルカットされたものです。
この曲ももちろん自身の作曲ですが、彼の作るサウンドは一貫した重さと暗さの中にメロディアスな旋律があって、他の曲とは一線を画しているのですが、そこに流れているDMらしさが失われていないところに惹かれます。
2曲目以降は、マイナーな旋律が続くのですが、おそらく一般受けはしないであろう音色です。Christmas Islandや、B面のIt Doesn't Matter Two (Instrumental)などもそうですが、これらの旋律の魅力はハマらないと理解しにくい..でもハマると麻薬のような引き込まれ方を感じてしまいます。今もってしてもです。
Discogs: Depeche Mode – A Question Of Lust
タグ:MUTE Depeche Mode
43290 DB AB4üe-35/52 (11 599 Köl) / Ep.IIIa [Maerklin-Reisezugwagen]
▲ 幅1.400mmの巨大な客室窓が印象的な35系列区分室客車のサイドビュー(区分室側)
昨日、2007年に記したF-Zug "Merkur"セット(43290)の1/2等区分室車モデルの記事をリニューアルしました。このセットには同じ形式(AB4üe-35/52)のモデルが2両あるので、記事のリニューアルに合わせて2つのモデルを紹介することとしました。
今回は、もう1両の35系列区分室客車モデルについて紹介します。
[実車について]
この客車は、1/2等合造客車(11 599)として1935年にBreslauのLHW社*で落成しました。戦後1945年にDB車籍となり、その後同形式では合計9両のF-Zug向け車両の1両として鉄青色塗装で活躍しました。また1954年に改造を受けています。
UIC表記となったEp.IV時代には3回ほど車体番号が変更され、形式はAüe 308となっています。廃車は1977年8月のようです。
[モデルについて]
このモデルを初めて手にした時、その繊細で華奢な印象を強く受けました。それは、いつものメルクリンモデルを手にした印象とは違うものでしたが、それはメルクリンからリリースされているものの実はFleischmannによるOEM生産モデルということから、いつも見慣れているメルクリンらしさとはちょっと異なる印象を受けたからに他なりません。
しかし、それはどちらが良いという優劣をつけられるものではなく、メルクリンモデルの持つ造形の安心感がこのモデルにはあまり感じられなかったということだと思います。
画像の妻部分に見える乗降扉部分の手摺など、TRIXではあるかもしれませんがメルクリンではもう少し違う表現になったように思います。ただ、触って危なっかしいと感じるほどでもありません。
車体中央のDBマークがシルバーで印刷されています。実車はステンレスの切抜き文字だと思います。
車両形式や車体番号の他、各種表記が窓の桟に印刷されています。いずれも精細な表現で満足のゆくものです。
サボには、列車名の「Merkur」の他、出発駅のHamburg=Altonaと終着駅のFrankfurt (M)、そして途中主要停車駅名が印刷されています。
RICラスターには、西ドイツの他、オーストリア、ベルギー、スイスなど合計11カ国の入線許可が記されています。
直近の検査日はKrefeld-Oppumで1953年2月11日、次回検査は同年8月11日と記されています。また電気暖房仕様であることも表記されています。
妻部分の正面です。まだ蛇腹式貫通幌の時代であることが理解できます。左右のステップはフライッシュマンからリリースされた同形式モデルとは数少ない違うところのようです。Fleischmannからリリースのモデルはステップに抜きがあるタイプですが、メルクリンリリースのモデルは抜きがない仕様になっています。
このセットのモデルは全て室内照明が標準装備です。そしてこのモデルに集電シューが装着され、照明用の電気がRTSカプラーを通して他の車両モデルに供給されます。
集電シューは、メルクリン製ではなくFleischmannの部品のようです。
Fleischmannは現在ROCOと合併してそれぞれのブランドで今も鉄道模型を供給していますが、合併以前は転車台やVT610形気動車モデルなど時折メルクリンとの協業モデルを市場に出していました。
今は、不可能なコラボモデルになってしまったメルクリンブランドを付けたFleischmann製のF-Zug「Merkur」セットですが、メルクリンによる新開発モデルとしてこの大きな窓を持つ35系列客車群を各車種でリリースしても良い頃なのかも知れません。
*) LHW: Linke-Hofmann-Busch-Werke Aktiengesellschaft (現ALSTOM)
参考文献:Einheits-D-Zug-Wagen (geschweißt), Bauart 35 /「Wagen」Das Archiv der deutschen Reisezug- und Güterwagen, GeraNova Verlag